概要
このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Office の脆弱性を解決します。この脆弱性により、特別に細工された Office ファイルをユーザーが開いた場合にリモートでコードが実行される可能性があります。 これらの脆弱性の詳細については、「Microsoft Common Vulnerabilities and Exposures (英語情報)」の CVE-2017-11820 を参照してください。
注: このセキュリティ更新プログラムを適用するには、コンピューター上にリリース版の Microsoft SharePoint Foundation 2013 Service Pack 1 がインストールされている必要があります。
機能追加および修正
このセキュリティ更新プログラムには、次の機能追加と修正が含まれています。
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モデレート、マイナー バージョン、既定ではない下書きの表示設定を組み合わせて使用している場合、固有のセキュリティで保護された項目が 1,000 個を超える一覧を表示すると、0x80131904 例外が発生します。 この場合、ULS ログには次の情報が表示されます。
SharePoint Foundation Database 5586 重大 不明な SQL 例外 1087 が発生しました。
マイクロソフト社内サポート情報
3634106
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ハイブリッド コンテンツ タイプ機能を有効にした後に、アクセス許可の問題により、コンテンツ タイプ ハブにアクセスできなくなることがあります。
マイクロソフト社内サポート情報
3634273
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ハイブリッド シナリオで OneDrive の既定をクラウドにする機能を追加します。 この機能を有効にした後に、オンプレミスの自社サイトに対する任意の要求があると (たとえば、SharePoint OneDrive サイトへのアクセスなど)、SharePoint Online OneDrive サイトにリダイレクトされます。
マイクロソフト社内サポート情報
3634303 3634342
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Remote Blob Storage (RBS) が有効な場合、SQL 接続プールの空き領域がなくなったためにファイルのダウンロードを完了できなくなることがあります。
マイクロソフト社内サポート情報
3634201
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用語チェック ロジックを追加して、ハイブリッド分類レプリケーション タイマー ジョブをブロックする不適切な用語を防ぎます。
マイクロソフト社内サポート情報
3634405
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IRM を有効にしたリストの一部であるバージョン管理されたリスト項目のエクスポートを改善します。
マイクロソフト社内サポート情報
3634408
更新プログラムの入手方法およびインストール方法
方法 1: Microsoft Update カタログ
この更新プログラムのスタンドアロン パッケージを入手するには、Microsoft Update カタログ Web サイトにアクセスします。
方法 2: Microsoft ダウンロード センター
Microsoft ダウンロード センターからスタンドアロンの更新プログラム パッケージを取得できます。 ダウンロード ページのインストール手順に従って、更新プログラムをインストールします。
詳細情報
セキュリティ更新プログラムの展開に関する情報
この更新プログラムの展開に関する情報については、「セキュリティ更新プログラムの展開に関する情報: 2017 年 10 月 11 日。
セキュリティ更新プログラムの置き換えに関する情報
このセキュリティ更新プログラムは、以前にリリースされたセキュリティ更新プログラム KB 4011117 に置き換わるものです。
ファイル ハッシュ情報
パッケージ名 |
パッケージ ハッシュ SHA 1 |
パッケージ ハッシュ SHA 2 |
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sts2013-kb4011180-fullfile-x64-glb.exe |
0482BD2E985E534901BAC24B81AA3D8EFB397BA6 |
60969D5F9776258F9D8D702A60A57904753EFCD6B64F94AB02C9DAE1C45B6077 |
ファイル情報
この累積的な更新プログラム 4011180 で提供されるファイルの一覧については、更新プログラム 4011180 のファイル情報をダウンロードしてください。
このセキュリティ更新プログラムに関するヘルプとサポートを受ける方法
更新プログラムのインストールのヘルプ: Windows Update に関する FAQ
IT 専門家のためのセキュリティ ソリューション: セキュリティに関するサポートとトラブルシューティング
ウイルスとマルウェアから Windows を搭載しているコンピューターを保護する: Microsoft Secure
国ごとのローカル サポート: インターナショナル サポート
SharePoint の機能に関する提案とフィードバック: SharePoint User Voice ポータル