はじめに
このセキュリティ更新プログラムは、影響を受けるバージョンの Microsoft Office で特別に細工されたファイルが開かれるとリモートでコードが実行される可能性がある脆弱性を解決します。
概要
マイクロソフトは、セキュリティ情報 MS14-082 を公開しました。 このセキュリティ情報に含まれている修正プログラムの入手方法を参照してください。
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個人、中小企業、および組織のユーザーの場合は、Windows の自動更新機能を使用して Microsoft Update から修正プログラムをインストールしてください。 これを行うには、Microsoft セーフティとセキュリティ センターの「」を参照してください。
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IT プロフェッショナルの場合は、セキュリティ TechCenter Web サイトの を参照してください。
このセキュリティ更新プログラムに関するヘルプとサポートを受ける方法
更新プログラムのインストールに関するヘルプ:
IT 専門家のためのセキュリティ ソリューション:
ウイルスとマルウェアから Windows を搭載しているコンピューターを保護する:
国ごとのローカル サポート:
詳細情報
このセキュリティ更新プログラムに関する既知の問題
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このセキュリティ更新プログラムをインストールした後に、Forms ActiveX コントロール (forms3) を Office ドキュメントに挿入するか、コントロールのプロパティを編集すると、次のいずれかのようなエラー メッセージが表示されることがあります。
TypeInfo が正しく結合されなかったため、このコントロールを挿入できません。 すべてのパラメーターの種類が VBA に準拠していることを確認してください。 必要であれば、TEMP *.exd ファイルを削除してください。オブジェクト ライブラリが無効、または見つからないオブジェクト定義への参照を含んでいます。
または
オブジェクトを挿入できません。
または
このオブジェクトは Forms で作成されましたが、 このプログラムがお使いのコンピューターにインストールされていないか、応答していません。 このオブジェクトを編集するには、Forms をインストールするか、Forms でダイアログ ボックスが開いていないことを確認してください。
注: このエラー メッセージで、Forms テキストは、コントロールの GUID で置き換えらえることもあります。
この問題の解決方法の関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
"オブジェクトを挿入できません" エラーが MS14-082 セキュリティ更新プログラムをインストールした後に ActiveX カスタム Office ソリューションで表示される
ダウンロード情報
この更新プログラムは、からダウンロードできます。
このセキュリティ更新プログラムを適用するための必要条件
このセキュリティ更新プログラムを適用するには、コンピューター上に Office 2013 のリリース版または がインストールされている必要があります。
再起動に関する情報
このセキュリティ更新プログラムのインストール後にコンピューターの再起動が必要になる場合があります。
この更新プログラムでは、システムの再起動が不要な場合もあります。 必要なファイルが使用中の場合には、再起動が必要です。 このような動作が発生した場合は、コンピューターの再起動を求めるメッセージが表示されます。
再起動の必要性を下げるには、このセキュリティ更新プログラムをインストールする前に、影響を受けるファイルを使用する可能性があるすべてのサービスを停止し、すべてのアプリケーションを閉じます。
「」を参照してください。
アンインストール情報
注: セキュリティ更新プログラムのアンインストールはお勧めしません。
このセキュリティ更新プログラムを削除するには、コントロール パネルの [プログラムの追加と削除] または [プログラムと機能] を使用します。
注: このセキュリティ更新プログラムを削除するときに、Microsoft Office が収録されているディスクを挿入するように求められる場合があります。 また、コントロール パネルの [プログラムの追加と削除] または [プログラムと機能] では、このセキュリティ更新プログラムをアンインストールするオプションを利用できないことがあります。 この問題には複数の原因があります。
を参照してください。
セキュリティ更新プログラムの置き換えに関する情報
この更新プログラムを適用しても、以前にリリースされたセキュリティ更新プログラムが置き換えられることはありません。
セキュリティ更新プログラム (英語版) のファイル属性は次表のとおりです。ただし、これより新しいセキュリティ更新プログラムがリリースされている可能性もあります。 これらのファイルの日付と時刻は世界協定時刻 (UTC) で記載されています。 ファイル情報に表示される時刻は、ローカル時刻に変換されています。 UTC とローカル時刻との時差を確認するには、[コントロール パネル] の [日付と時刻] の [タイム ゾーン] タブを使用してください。
サポートされているすべてのバージョンの Office 2013 (x86 ベース)