Exchange Server 2010 SP3 用の更新プログラムのロールアップ 2 について

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文書番号: 2866475 - 対象製品
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目次

概要

マイクロソフトは、Microsoft Exchange Server 2010 Service Pack 3 (SP3) の更新プログラムのロールアップ 2 をリリースしました。この更新プログラムの日付は 2013 年 8 月 13 日です。この資料では、この更新プログラムのロールアップに関する以下の情報について説明します。
  • この更新プログラムのロールアップで解決される問題
  • 更新プログラムのロールアップの入手方法
  • この更新プログラムのロールアップをインストールするための必要条件
注: Exchange Server 2010 SP3 用の更新プログラムのロールアップ 2 を 2 バイト文字セット (DBCS) Windows Server 2012 環境にインストールする場合は、最初に Unicode 対応でないプログラムの言語のシステム設定を変更する必要があります。この変更を行う方法については、「関連情報」を参照してください。

はじめに

この更新プログラムのロールアップで解決される問題

Exchange Server 2010 SP3 用の更新プログラムのロールアップ 2 を適用すると、マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-061 で説明されている脆弱性が解決し、さらに以下のサポート技術情報で説明されている問題が解決します。
  • 2837926 Exchange Server 2010 SP3 データベースのパッシブ コピーをアクティブ化しようとするとエラー メッセージ"ファイルの確認に失敗しました" が表示される
  • 2841150 Exchange Server 2010 環境で OWA の ECP を使用して 1,800 を超えるメンバーが含まれる配布グループを変更できない
  • 2844232 Exchange Server 2010 環境で Outlook Web App がクラッシュする
  • 2850143 Exchange Server 2010 で EAS を使用してメールボックスに接続すると同期処理に失敗する
  • 2851419 Exchange Server 2010 を 23 日以上継続して実行した後に一部のデータベースのパフォーマンスが低下する
  • 2853899 Exchange Server 2010 環境で OWA を使用すると S/MIME 署名済みまたは暗号化済みメッセージの最初のページのみが印刷される
  • 2854376 Exchange Server 2010 環境で Microsoft.Exchange.RpcClientAccess.Service.exe プロセスが、クライアント アクセス サーバー上の CPU を過剰に消費する
  • 2854564 Exchange Server 2010 環境でメッセージ レコード管理 2.0 ポリシーを適用できない
  • 2855083 Exchange Server 2003 または Exchange Server 2007 から Exchange Server 2010 にパブリック フォルダーの内容が正常に複製されない
  • 2859596 Exchange Server 2010 SP3 の更新プログラムのロールアップ 1 がインストールされた環境で免責事項トランスポート ルールを使用するとイベント ID 4999 が発生する
  • 2860037 Exchange Server 2010 環境で iOS デバイスのメールボックスを同期できない
  • 2861118 Exchange Server 2010 SP2 または SP3 環境で MSExchangeSyncAppPool アプリケーション プールの W3wp.exe プロセスがクラッシュする
  • 2863310 Exchange Server 2010 SP3 環境で埋め込み画像が含まれる RTF 電子メール メッセージを外部の受信者に送信できない
  • 2863473 Exchange Server 2010 環境で、ユーザーがクライアント アクセス サーバー アレイに接続されている Outlook メールボックスにアクセスできない
  • 2866913 Exchange Server 2010 環境で応答要求が無効になっているにもかかわらず Outlook が追加の更新に対する応答を送信するように要求する
  • 2870028 送信者のアドレスがない電子メール メッセージが Exchange Server 2010 ハブ トランスポート サーバーに送信されると EdgeTransport.exe がクラッシュする
  • 2871758 Exchange Server 2010 エッジ トランスポート サーバーで EdgeTransport.exe プロセスが CPU リソースを過剰に消費する
  • 2873477 Exchange Server 2010 環境で保存ポリシー内の削除タグが構成されている場合、すべてのメッセージが MRM によってスタンプされる
  • 2882627 Exchange Server 2010 をアップグレードしようとしたときにトランスポート エージェントが読み込まれない
  • 2882961 セキュリティグループを使用した予定表のアクセス許可の設定が Exchange Server 2010 のリソース フォレストで機能しない
  • 2883368 Exchange Server 2010 で EdgeTransport.exe がクラッシュするとイベント 10003 および 4999 がログに記録される
  • 2885036 "デバイスでワイプをキャンセルできません" エラーが、Exchange Server 2010 環境で iOS デバイスのリモート ワイプをキャンセルすると表示される
  • 2885038 Exchange Server 2010 で Set-CalendarProcessing コマンドレットを使用してメールボックスのアクセス許可をユニバーサル セキュリティ グループに追加できない


解決方法

更新プログラムのロールアップ情報

Exchange Server 2010 SP3 の更新プログラムのロールアップ 2 をダウンロードしてインストールするには、次の Microsoft Update Web サイトにアクセスしてください。
http://www.update.microsoft.com/windowsupdate/v6/vistadefault.aspx?ln=ja-jp
Exchange Server 2010 の最新の更新プログラムのロールアップのインストール方法については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。注: Microsoft Update では、DAG (Database Availability Group) の一部である Exchange Server 2010 メールボックス サーバー上にある更新プログラムのロールアップは検出されません。

次のシナリオでこの更新プログラムのロールアップを適用できるようにするために、この更新プログラムのロールアップは Microsoft ダウンロード センターからも入手できます。
  • Exchange Server 2010 SP3 の更新プログラムのロールアップ 2 を Exchange Server 2010 SP3 を実行している複数のコンピューターに展開します。
  • Exchange Server 2010 SP3 の更新プログラムのロールアップ 2 を DAG の一部であるメールボックス サーバーに展開します。
ファイルは、次の Microsoft ダウンロード センター Web サイトからダウンロードできます。
Exchange2010-KB2866475-EN-x64 パッケージ
リリース日: 2013 年 8 月 13 日

インターネットに接続していないコンピューター上で更新プログラムをインストールするユーザーのための重要な情報

この更新プログラムのロールアップをインターネットに接続していないコンピューターにインストールするときには、インストールに時間がかかることがあります。さらに、以下のメッセージが表示される場合があります。
Creating Native images for .Net assemblies.
この動作は、次の Web サイトに接続するためのネットワーク要求が原因になっています。

http://crl.microsoft.com/pki/crl/products/CodeSigPCA.crl

これらのネットワーク要求は、Native image Generation (NGen) がネイティブ コードにコンパイルする各アセンブリの証明書失効リストへのアクセスの試行を表します。ただし、Exchange Server はインターネットに接続していないため、各要求の処理を続行する前にタイムアウトを待つ必要があります。

この問題を解決するには、次の手順を実行します。
  1. Windows Internet Explorer で [ツール] メニューの [インターネット オプション] をクリックし、[詳細設定] タブをクリックします。
  2. [セキュリティ] セクションで、[発行元証明書の取り消しを確認する] チェック ボックスをオフにし、[OK] をクリックします。
コンピューターが厳密に制御されている環境にある場合のみ、Internet Explorer のこのセキュリティ オプションをオフにしてください。セットアップが完了したら、[発行元証明書の取り消しを確認する] チェック ボックスを再びオンにします。

カスタマイズされた Outlook Web App ファイルを使用しているコンピューター上の更新プログラムの問題

重要 更新プログラムのロールアップを適用する前に、カスタマイズされた Outlook Web App ファイルのバックアップ コピーを作成してください。Outlook Web App のカスタマイズ方法の詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
Outlook Web App サインインおよびサインアウト ページをカスタマイズする
Outlook Web App ファイルが必要な場合、更新プログラムのロールアップ パッケージを適用すると、更新処理によってそれらが更新されます。そのため、Logon.aspx ファイルまたは他の Outlook Web App ファイルのカスタマイズが上書きされ、Logon.aspx 内の Outlook Web App のカスタマイズを再作成する必要があります。

CAS-CAS proxying を展開している CAS Proxy Deployment Guidance ユーザーの場合の更新プログラムの問題

次の両方の条件に当てはまる場合、最初に、インターネットに直接接続している Client Access サーバーに更新プログラムのロールアップを適用し、次にインターネットに直接接続していない Client Access サーバーに更新プログラムのロールアップを適用します。
  • CAS Proxy Deployment Guidance を使用している。
  • CAS-CAS Proxying を展開している。

注: 他の Exchange Server 2010 構成の場合、更新プログラムのロールアップをサーバーで特定の順序で適用する必要はありません。

CAS-CAS Proxying の詳細については、以下のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
CAS-CAS Proxying の概要

必要条件

この更新プログラムのロールアップを適用するには、Exchange Server 2010 SP3 がインストールされている必要があります。

重要 この更新プログラムのロールアップを適用する前に、Exchange Server 2010 SP3 用の暫定的な更新プログラムをすべて削除します。

再起動の必要性

この更新プログラムのロールアップを適用する際に、必要なサービスは自動的に再開されます。

アンインストール情報

Exchange Server 2010 SP3 用の更新プログラムのロールアップ 2 を削除するには、コントロール パネルの [プログラムの追加と削除] を使用して、更新プログラム 2866475 を削除します。


詳細

Unicode 対応でないプログラムの言語の設定が既定の言語に設定されている場合、2 バイト文字セット (DBCS) バージョンの Windows Server 2012 上で Exchange Server 2010 SP3 の更新プログラムのロールアップ 2 をインストールまたはアンインストールすることはできません。この問題を回避するには、最初にこの設定を変更する必要があります。これを行うには、次の手順を実行します。
  1. コントロール パネルで [時計、言語、および地域] を開き、[地域] をクリックします。
  2. [管理] タブをクリックします。
  3. [Unicode 対応でないプログラムの言語] 領域で [システム ロケールの変更] をクリックします。
  4. [現在のシステム ロケール] ボックスの一覧で、[英語 (米国)] をクリックし、[OK] をクリックします。
更新プログラムのロールアップ 2 を正常にインストールまたはアンインストールした後で、必要に応じてこの言語の設定を元に戻します。

関連情報

マイクロソフトのソフトウェア更新プログラムの説明に使用される用語の詳細については、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
824684 マイクロソフトのソフトウェアの更新で使用される一般的な用語の説明
注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。

プロパティ

文書番号: 2866475 - 最終更新日: 2014年1月8日 - リビジョン: 2.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Exchange Server 2010 Service Pack 3?を以下の環境でお使いの場合
    • Microsoft Exchange Server 2010 Enterprise
    • Microsoft Exchange Server 2010 Standard
キーワード:?
kbqfe kbfix kbexpertiseinter kbsurveynew kbhotfixrollup atdownload KB2866475
Microsoft Knowledge Base の免責: Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。

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