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文書番号: 934307 - 最終更新日: 2007年5月9日 - リビジョン: 1.0

Windows Vista の Windows Update スタンドアロン インストーラ (Wusa.exe) および .msu ファイルについて

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はじめに

この資料では、Windows Vista の Windows Update スタンドアロン インストーラ (Wusa.exe) について説明します。Wusa.exe ファイルは、%windir%\System32 フォルダにあります。Windows Update スタンドアロン インストーラでは、Windows Update Agent API を使用して更新プログラム パッケージがインストールされます。更新プログラム パッケージのファイル名拡張子は、.msu です。ファイル名拡張子 .msu は、Windows Update スタンドアロン インストーラに関連付けられています。

詳細

.msu ファイルには、以下のものが含まれています。
  • Windows Update メタデータ
    このメタデータには、.msu ファイルに含まれている各更新プログラム パッケージの詳細情報が記述されています。
  • 1 つ以上の .cab ファイル
    各 .cab ファイルは、1 つの更新プログラムを表します。
  • 1 つの .xml ファイル
    この .xml ファイルには、.msu 更新プログラム パッケージの詳細情報が記載されています。パッケージ マネージャ ツール (Pkgmgr.exe) を使用して更新プログラムの無人インストールを実行するときに、Wusa.exe でこの .xml ファイルが使用されます。

    たとえば、修正プログラム 934307 をダウンロードして、C:\934307 フォルダに Windows6.0-KB934307-x86.msu ファイルを保存します。コマンド プロンプトに次のコマンドを入力して、.msu ファイルを一時フォルダに展開します。
    expand -f:* "C:\934307\Windows6.0-KB934307-x86.msu" %TEMP%
    その後、コマンド プロンプトに次のコマンドを入力します。
    pkgmgr.exe /n:%TEMP%\Windows6.0-KB934307-x86.xml
  • プロパティ ファイル
    このファイルには、Wusa.exe で使用する文字列プロパティが記載されています。たとえば、このファイルには、関連付けられている「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の資料の名前が記載されています。
Wusa.exe を使用して更新プログラム パッケージをインストールすると、Wusa.exe により .msu ファイルの内容が一時フォルダに展開されます。その後、Wusa.exe により、以下の手順が実行されます。
  1. .msu ファイル内の Windows Update メタデータを使用して Wusa.exe により適用可能な更新プログラムが検索されます。
  2. Wusa.exe により、適用可能な更新プログラムの内容が Windows Update サンドボックスにコピーされます。Windows Update サンドボックスは、保護されたフォルダです。
  3. Wusa.exe の起動時に指定したモードに応じて、Windows Update Agent API の適切な関数が Wusa.exe から呼び出されます。
  4. Windows Update ウィザードでインストールが完了すると、Windows Update Agent API により状態が返されます。その後、Wusa.exe は Windows Update Agent API と同期して動作します。
: .msu 更新プログラム パッケージ内の各更新プログラムは、別々のセッションでインストールされます。Wusa.exe を使用したとき、実行される Wusa.exe のインスタンスは 1 つのみです。Wusa.exe では、.msu ファイルの更新プログラムの内容は変更されません。更新プログラムの内容に応じて、Windows Update インフラストラクチャで必要な動作が実行されます。

Wusa.exe を対話モードで起動すると、ようこそ画面に更新プログラムに関する詳細な情報が表示されます。更新プログラムのインストールを続行する場合、Wusa.exe により Windows Update Agent API の適切な関数が呼び出され、Windows Update ウィザードが起動します。Windows Update ウィザードには、更新プログラム パッケージに関連付けられているマイクロソフト ソフトウェア ライセンス条項が表示されます。Wusa.exe により Windows Update Agent API が呼び出され、インストールが続行されます。その後、Windows Update ウィザードでインストールが終了するまで、Wusa.exe は待機します。

.msu 更新プログラム パッケージをインストールするには、ファイルの完全なパスを指定して、Wusa.exe を実行します。たとえば、Windows6.0-KB934307-x86.msu ファイルが D:\934307 フォルダにある場合は、コマンド プロンプトに次のコマンドを入力して更新プログラム パッケージをインストールします。
wusa.exe d:\934307\Windows6.0-KB934307-x86.msu
.msu ファイルをダブルクリックして更新プログラム パッケージをインストールすることもできます。

: Wusa.exe を使用して Windows Vista の更新プログラムをアンインストールすることはできません。Windows Defender のソフトウェア エクスプローラを使用すると、手動で更新プログラムをアンインストールすることができます。ソフトウェア エクスプローラの詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/athome/security/spyware/software/support/howto/softwareexplorer.mspx (http://www.microsoft.com/japan/athome/security/spyware/software/support/howto/softwareexplorer.mspx)


Wusa.exe では、次のスイッチを使用できます。
  • /?/h/help
    ヘルプを表示します。
  • /quiet
    Wusa.exe を、ユーザーによる操作を必要としない Quiet モードで実行します。このツールを Quiet モードで実行すると、ユーザーの操作なしで実行されます。必要な場合は、コンピュータが再起動されます。

    たとえば、Windows6.0-KB934307-x86.msu ファイルが D:\934307 フォルダにある場合、コマンド プロンプトに次のコマンドを入力すると、途中でユーザーの入力が求められることなく、更新プログラム パッケージがインストールされます。
    wusa.exe d:\934307\Windows6.0-KB934307-x86.msu /quiet
    : このスイッチを使用すると、マイクロソフト ソフトウェア ライセンス条項が表示されません。
  • /norestart
    Wusa.exe によりコンピュータが再起動されないようにします。/quiet スイッチを指定していない場合は、/norestart スイッチは無視されます。この 2 つのスイッチを指定して Wusa.exe を実行すると、インストール後にコンピュータの再起動が必要な場合、手動でオペレーティング システムを再起動する必要があります。

    たとえば、Windows6.0-KB934307-x86.msu ファイルが D:\934307 フォルダにある場合、更新プログラム パッケージをインストールするには、コマンド プロンプトに次のコマンドを入力します。
    wusa.exe D:\934307\Windows6.0-KB934307-x86.msu /quiet /norestart
Windows Update スタンドアロン インストーラのイベント ログを参照するには、以下の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタン
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    [スタート] ボタン
    をクリックし、[検索の開始] ボックスにイベント ビューアと入力し、[プログラム] の一覧の [イベント ビューア] をクリックします。

    元に戻す画像を拡大する
    ユーザー アカウント制御の許可
    管理者のパスワードを要求するダイアログ ボックスが表示された場合はパスワードを入力して [OK] をクリックし、確認を要求するダイアログ ボックスが表示された場合は [続行] をクリックします。
  2. イベント ビューアで、[Windows ログ] を展開し、[セットアップ] をクリックします。

    真ん中のウィンドウにセットアップ イベントが表示されます。
  3. [操作] ウィンドウで、[現在のログをフィルタ] をクリックします。
  4. [イベント ソース] ボックスの一覧の [WUSA] チェック ボックスをオンにし、[OK] をクリックします。

関連情報

Windows Update Agent API の詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
Windows Update Agent (WUA) API Reference
http://msdn2.microsoft.com/en-us/library/aa387292.aspx (http://msdn2.microsoft.com/en-us/library/aa387292.aspx)

この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Windows Vista Home Basic
  • Windows Vista Home Premium
  • Windows Vista Ultimate
  • Windows Vista Business
  • Windows Vista Enterprise
  • Windows Vista Starter
  • Windows Vista Home Basic 64-bit edition
  • Windows Vista Home Premium 64-bit edition
  • Windows Vista Ultimate 64-bit edition
  • Windows Vista Enterprise 64-bit edition
キーワード:?
kbexpertisebeginner kbinfo kbhowto KB934307
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