文書番号: 948615 - 最終更新日: 2008年4月17日 - リビジョン: 1.1

Excel 2007 でファイルを開くと、ファイル形式がファイル名拡張子で示されている形式と異なることを通知する警告が表示される

重要 : この資料には、レジストリの編集方法が記載されています。万一に備えて、編集の前には必ずレジストリをバックアップし、レジストリの復元方法を理解しておいてください。バックアップ、復元、および編集方法の詳細を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
322756? (http://support.microsoft.com/kb/322756/ ) Windows でレジストリをバックアップおよび復元する方法
すべて展開する | すべて折りたたむ

現象

Microsoft Office Excel 2007 で、ファイル名拡張子と一致しない内容が含まれているファイルを開くと、次の警告メッセージが表示されます。
開こうとしているファイル 'name.ext' の形式は、ファイル拡張子が示す形式と異なります。このファイルを開く前に、ファイルが破損していないこと、信頼できる発行元からのファイルであることを確認してください。ファイルを今すぐ開きますか?
: name は Excel 2007 で開くファイルのファイル名、ext はファイル名拡張子です。

原因

この警告メッセージは、Excel 2007 に追加されたユーザー通知機能です。この警告メッセージによって、ファイルの実際の内容とファイル名拡張子の間で生じる可能性のある非互換性によって、予期しない問題が発生するのを防ぐことができます。

解決方法

ファイルの発行元を信頼する場合は、警告メッセージの [はい] をクリックします。

ユーザー通知機能を制御する必要がある場合は、以下のいずれかの方法を使用します。

重要 : 以下の手順を実行すると、セキュリティ リスクが高まるおそれがあります。また、悪意のあるユーザーやウイルスなど悪意のあるソフトウェアによる攻撃をコンピュータまたはネットワークが受けやすくなる場合もあります。この資料の手順は、プログラムの設計どおりの動作を可能にする場合、または特定のプログラム機能を実装する場合にお勧めします。これらの変更を行う前に、記載された回避策を現在の環境に適用した場合の危険性を評価することをお勧めします。この手順の使用を選択した場合は、記載されている手順以外にも、システムを保護するための適切な手順を実行してください。この手順はどうしても必要な場合にのみ実行することをお勧めします。

デフォルトでは、警告メッセージが表示されたときに、ファイルを開くかどうかをユーザーが判断できます。ただし、グループ ポリシー設定またはレジストリ エディタを使用して、ユーザー通知機能を以下のいずれかのレベルに設定できます。
  • 警告メッセージを表示し、ファイルは開かない。
  • 警告メッセージを表示し、ファイルを開くかどうかはユーザーが判断できるようにする (これがデフォルトの設定です)。
  • ファイルを開き、警告メッセージは表示しない。
グループ ポリシーを使用する
  1. 次の「Microsoft ダウンロード センター」Web サイトから、2007 Office system 管理用テンプレート ファイル (ADM、ADMX、ADML) および Office カスタマイズ ツールをダウンロードします。
    http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=92d8519a-e143-4aee-8f7a-e4bbaeba13e7&DisplayLang=ja (http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=92d8519a-e143-4aee-8f7a-e4bbaeba13e7&DisplayLang=ja)
  2. 以下の手順を実行して、管理用テンプレート ファイルをフォルダに展開します。
    1. AdminTemplates.exe ファイルをダブルクリックします。
    2. マイクロソフト ソフトウェア ライセンス条項に同意し、[Continue] をクリックします。
    3. 展開したファイルを保存するフォルダを選択し、[OK] をクリックします。
    4. ファイルの展開が完了したら、[OK] をクリックします。
  3. グループ ポリシー オブジェクト エディタを開きます。

    グループ ポリシー オブジェクト エディタを開く方法の詳細については、次のマイクロソフト TechNet Web サイトを参照してください。
    http://technet2.microsoft.com/windowsserver/ja/library/03ec122f-fc65-496e-ad0d-4fd22a96a4bb1041.mspx (http://technet2.microsoft.com/windowsserver/ja/library/03ec122f-fc65-496e-ad0d-4fd22a96a4bb1041.mspx)
  4. [ユーザーの構成] を展開します。
  5. [管理用テンプレート] を右クリックし、[テンプレートの追加と削除] をクリックします。
  6. [テンプレートの追加と削除] ダイアログ ボックスの [追加] をクリックします。
  7. 手順 2c. で展開した管理用テンプレートが格納されているフォルダを参照します。
  8. Excel12.adm ファイルをクリックし、[開く] をクリックします。Excel12.adm ファイルは、手順 2c. で管理用テンプレートを展開したフォルダ内の、次のフォルダに格納されています。
    \ADM\languageID
    : 日本語版の管理用テンプレート ファイルの場合、languageID は ja-jp です。
  9. [閉じる] をクリックして [テンプレートの追加と削除] ダイアログ ボックスを閉じます。
  10. [管理用テンプレート]、[Microsoft Office Excel 2007]、[Excel のオプション] の順に展開し、[セキュリティ] をクリックします。
  11. [拡張] タブで、[設定] の下の [ファイル拡張子とファイルの種類を常に一致させる] をダブルクリックします。
  12. [設定] タブで、[有効] をクリックし、その下のリスト ボックスで以下のいずれかをクリックし、[OK] をクリックします。
    • 別の種類も表示する
    • 別の種類も表示するが、警告を発する
    • 種類が一致するファイルのみ
  13. グループ ポリシー オブジェクト エディタを閉じます。
レジストリ エディタを使用する

警告 : レジストリ エディタまたは別の方法を使用してレジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリの変更により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリの変更は、自己の責任において行ってください。
  1. Excel 2007 を終了します。
  2. レジストリ エディタを起動します。
    • Windows Vista の場合は、[スタート] ボタン
      元に戻す画像を拡大する
      [スタート] ボタン
      をクリックし、[検索の開始] ボックスに regedit と入力し、Enter キーを押します。

      元に戻す画像を拡大する
      ユーザー アカウント制御の許可
      管理者のパスワードを要求するダイアログ ボックスが表示された場合はパスワードを入力して [OK] をクリックし、確認を要求するダイアログ ボックスが表示された場合は [続行] をクリックします。
    • Windows XP の場合は、[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。regedit と入力し、[OK] をクリックします。
  3. 次のレジストリ サブキーを見つけてクリックします。
    HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\12.0\Excel\Security
  4. [編集] メニューの [新規] をポイントし、[DWORD 値] をクリックします。
  5. ExtensionHardening と入力し、Enter キーを押します。
  6. [ExtensionHardening] を右クリックし、[修正] をクリックします。
  7. [値のデータ] ボックスに値のデータを入力し、[OK] をクリックします。

    ExtensionHardening の設定として適切な値のデータを以下に示します。
    • 0 : ファイル名拡張子とファイルの種類をチェックせずに、警告メッセージの機能を回避する
    • 1 : ファイル名拡張子とファイルの種類をチェックし、これらが一致しない場合は警告メッセージを表示する。
    • 2 : ファイル名拡張子とファイルの種類をチェックし、これらが一致しない場合はファイルを開かない。
    : デフォルトの値のデータは 1 です。値のデータが 1 に設定されている場合は、レジストリ値が設定されていない場合と同様に動作します。値のデータが 0 に設定されている場合は、どのような状況でもファイル名拡張子とファイルの内容がチェックされません。マイクロソフトでは、この機能を回避することは推奨しません。
  8. [ファイル] メニューの [レジストリ エディタの終了] をクリックして、レジストリ エディタを終了します。

状況

この動作は仕様です。

詳細

特定の使用状況でファイル名拡張子が正しく認識されず、警告メッセージが表示されることがある問題の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
939597? (http://support.microsoft.com/kb/939597/ ) Excel 2007 修正プログラム パッケージ (2007 年 6 月 29 日) について

この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Office Excel 2007
キーワード:?
kbexpertiseinter kbconversion kbopenfile kberrmsg kbtshoot kbprb KB948615
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"
 

サポート技術情報の翻訳

 

Related Support Centers