現象
Microsoft SQL Server 2008 Express のインストール時に、デフォルトのインスタンス名が誤って SQLEXPRESS に設定されます。
原因
この問題は、SQL Server 2008 セットアップのバグが原因で発生します。
解決方法
Service Pack の情報
この問題を解決するには、SQL Server 2008 の最新の Service Pack を入手します。関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
968382 SQL Server 2008 の最新の Service Pack を入手する方法
回避策
この問題を回避するには、セットアップ時に [インスタンスの構成] ページの [名前付きインスタンス] ボックスに MSSQLSERVER と入力します。
状況
マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。 この問題は SQL Server 2008 Service Pack 1 で最初に修正されました。
詳細
この問題が発生すると、SQL Server のデフォルト インスタンスに接続するように構成されているアプリケーションで、SQL Server 2008 Express のデフォルトのインスタンスに接続できない場合があります。
問題の再現手順
シナリオ 1
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SQL Server 2008 Express セットアップを起動します。
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[インスタンスの構成] ページで、[名前付きインスタンス] ボックスに MSSQLSERVER と入力して、[次へ] をクリックします。
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[必要なディスク領域] ページで [戻る] をクリックして、[インスタンスの構成] ページに戻ります。
インスタンス ID が SQLExpress になります。
シナリオ 2
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SQL Server 2008 Express セットアップを起動します。
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[インスタンスの構成] ページの [既定のインスタンス] をクリックします。
インスタンス ID が SQLExpress になります。
関連情報
SQL Server 2008 Express の詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。