重要 : この資料には、レジストリの編集に関する情報が含まれています。レジストリを編集する前に、問題が発生した場合に備えて、レジストリをバックアップし、復元方法を理解しておいてください。レジストリのバックアップ、復元、および編集方法の詳細については、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
256986 Description of the Microsoft Windows Registry
概要
この資料では、RunOnceEx レジストリ キーの機能について説明します。
詳細
RunOnceEx には以下の機能があります。
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ステータス - RunOnceEX レジストリ キーに含まれる項目の処理中に、ダイアログ ボックスが表示されます。ダイアログ ボックスでは、処理するエントリがセクションにグループ分けされ、現在処理中のセクションが強調表示されます。このステータス ダイアログ ボックス機能は無効にすることができます。
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パフォーマンス - Run および Run レジストリ キーに含まれるコマンドの大部分では、別個のプロセスが作成され、非効率です。RunOnceEx レジストリ キーでは、別個のプロセスは作成されません。また、RunOnceEx レジストリ キーでは、全セクションまたは一部のセクションの処理中に、読み込まれたままでいる DLL の依存関係一覧がサポートされます。
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エラー処理 - DLL 内の関数呼び出し時に例外が発生した場合、その例外は捕らえられ、エラー ダイアログ ボックスがユーザーに対して表示されます。RunOnceEx レジストリ キーにあるフラグを使用して、このエラー ダイアログ ボックスが表示されないようにすることができます。フラグを設定して、エラーのログや RunOnceEx レジストリ キー の実行を有効にすることもできます。
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確定的順序 - RunOnceEx レジストリ キーにより、エントリやセクションはアルファベット順に並べ替えられ、確定的順序になります。
関連情報
この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID
232487 (最終更新日 2002-06-12) を基に作成したものです。