この資料の内容
概要
この資料では、Windows XP で環境変数を管理するための手順を説明します。環境変数は、システム環境や現在ログオンしているユーザーの情報を格納する文字列です。ソフトウェア プログラムの中には、この情報を使ってファイルを保存する場所 (一時ファイルなど) を判断するものがあります。インストール時に Windows XP セットアップは、Windows ファイルへのパスなど既定のシステム変数を構成します。
環境変数の管理
システム変数
システム環境変数を変更するには、管理者である必要があります。システム環境変数は Windows によって定義され、そのコンピューターのすべてのユーザーに適用されます。システム環境への変更はレジストリに保存されるので、通常、変更を有効にするには再起動が必要です。
ユーザー名のユーザー変数
ユーザーはユーザー環境変数を追加、修正、または削除できます。これらの変数は Windows XP セットアップ、プログラム、またはユーザーにより設定されるものです。変更はレジストリに保存され、通常、直ちに有効になります。ただし、ユーザー環境変数が変更されたときには、開いているソフトウェア プログラムを再起動して新しいレジストリ値を読み込ませる必要があります。一般的に、変数を追加するのはスクリプトで使用する変数に必要な情報を提供するためです。
環境変数を参照または変更するには
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[マイ コンピューター] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
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[詳細設定] タブをクリックします。
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[環境変数] をクリックします。
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ユーザー変数またはシステム変数に対して次のいずれかの操作を実行します。
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新しい変数名と値を追加するには、[新規] をクリックします。
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現在の変数名と値を変更するには、変数をクリックして [編集] をクリックします。
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現在の変数を削除するには、変数をクリックして [削除] をクリックします。
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