現象
Microsoft SQL Server Reporting Services (SSRS) レポート ビューアー Web パーツを使用して、Microsoft SharePoint 2013 にレポートを埋め込んでいるものとします。 レポート ビューアー Web パーツが固定の高さに設定されていて、レポートの高さが Web パーツの高さより長い場合、Web パーツは自動的にレポート ビューアーの垂直スクロール バーを提供します。 ただし、このシナリオでは、レポートの下部まで上下にスクロールすることはできません。
解決方法
この問題は、SQL Serverの次の累積的な更新プログラムで修正されています。
SQL Serverの各新しい累積的な更新プログラムには、すべての修正プログラムと、以前の累積的な更新プログラムに含まれていたすべてのセキュリティ修正プログラムが含まれています。 SQL Serverの最新の累積的な更新プログラムを確認してください。
回避策
この問題を回避するには、レポート ビューアー Web パーツではなく SharePoint - ページ ビューアー Web パーツを使用し、URL 形式で次の rs:Embed=True オプションを追加します。 その後、ページ ビューアー Web パーツは、レポートの垂直スクロール バーを正しく提供します。
http:// SharePoint_site/_layouts/15/ReportServer/RSViewerPage.aspx?rv:RelativeReportUrl=/SharePoint_Document_Library/Report_Name.rdl&rs:Embed=true
ただし、ページ ビューアー Web パーツでは、パラメーター ウィンドウ、印刷ボタン、エクスポート ボタンなどのレポート アイテムを非表示にすることはできません。
状態
マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。
関連情報
Microsoft がソフトウェア更新プログラムの説明に使用する用語について説明します。