Windows 10 のアクティビティ履歴とプライバシー

適用対象: PrivacyWindows 10

アクティビティ履歴は、どのようなアプリやサービスを使用したか、どのファイルを開いたか、どの Web サイトを閲覧したかなど、デバイスで行った操作の記録に役立ちます。 アクティビティ履歴は、デバイス上にローカル保存されます。ユーザーが Microsoft アカウントでデバイスにサインインして Windows に許可した場合は、アクティビティ履歴が Microsoft に送信されます。 Microsoft は、アクティビティ履歴データを利用して、個人に対応したエクスペリエンス (使用時間の長さに基づいてアクティビティを順序付けるなど) や関連性の高い候補 (アクティビティ履歴に基づいてユーザーのニーズを予測するなど) をユーザーに提供できます。

アクティビティ履歴は、以下の Windows 10 機能に使用されます。 今後 Windows のリリースや更新プログラムが発表されたら、ユーザーのアクティビティ履歴を使用するサービスや機能に追加がないか、必ずこのページでご確認ください。

  • タイムライン. デバイスからアクティビティのタイムラインを確認し、それらのアクティビティを再開できます。 たとえば、デバイスで Word ドキュメントを編集していて、その日の退社時間前に完了できなかったとします。 [このデバイスでのアクティビティの履歴を保存する] チェック ボックスをオンにした場合は、翌日またはその後数日の間 Word でのアクティビティをタイムラインで確認し、その作業を再開できます。 [アクティビティの履歴を Microsoft に送信する] チェック ボックスをオンにした場合、その日の退社時間前に完了できなかったときは、Word でのアクティビティを最大で 30 日間タイムラインで確認できるだけでなく、後日別のデバイスで作業を再開することもできます。
  • Cortana. ユーザーのデバイスのみでアクティビティ履歴が収集されている場合、ユーザーは Cortana の支援により、そのデバイスで中断した箇所から作業を再開できます。 アクティビティがクラウドに送信されるように設定した場合は、他のデバイス上で開始したアクティビティについても、中断した箇所から再開できます。 Cortana はこれらのアクティビティについて、デバイスですばやく再開できるようにユーザーに通知します。ユーザーの他のデバイスも通知対象となり、同期が有効になります。 ただし、[前回終了した位置から再開] のクロスデバイス エクスペリエンスを使用するには、Cortana で [閲覧の履歴] アクセス許可を [オン] にしておく必要があります。 これには、タスク バーの検索ボックスから Cortana のホームを開き、 [設定] > [アクセス許可と履歴] > [Cortana がこのデバイスからアクセスできる情報を管理します] > [閲覧の履歴] の順に選択します。
  • Microsoft Edge. Microsoft Edge を使用している場合、アクティビティ履歴には閲覧履歴も含まれます。 InPrivate タブまたはウィンドウを使用して閲覧した場合は、アクティビティ履歴が保存されません。

Microsoft アカウントでデバイスにサインインし、アクティビティ履歴を Microsoft に送信する設定を有効にした場合は、クロスデバイス エクスペリエンスを有効にするために Microsoft によってアクティビティ履歴が使用されます。 このため、デバイスを切り替えてもアクティビティに関する通知を確認し、再開することができます。 たとえば、別の Windows 10 デバイスを使用している場合や iOS または Android デバイスで特定の Microsoft アプリを使用している場合も、アクティビティ履歴を Microsoft に送信できます。 このように別のデバイスで開始したアクティビティも、普段の Windows デバイスで続行できます。 最初の段階では、この機能の対象は Microsoft Edge モバイルに限定されますが、Word、Excel、PowerPoint などの Office Mobile アプリも間もなく対象になります。

アクティビティ履歴を Microsoft に送信する設定が有効になっている場合は、Microsoft の製品およびサービスの品質を向上させる目的にもアクティビティ履歴が使用されます。 このとき、お客様全般によってどのように製品やサービスが使用されているのかをより深く理解できるように、機械学習の手法が適用されます。 また、お客様による使用時にどのような箇所でエラーが発生するのかが診断され、問題解決が図られます。

複数アカウントについて: ユーザーの PC と関連付けられている各ローカル アカウント、個人用 Microsoft アカウント (MSA)、職場または学校のアカウント (AAD) についてアクティビティ履歴が収集され、ローカル保存されます。デバイスとの関連付けは、[設定] > [アカウント] > [メールとアカウント] で設定しています。 アクティビティ履歴が Microsoft に送信されるように指定した場合は、そのデバイスのプライマリ アカウントのアクティビティが Microsoft に送信されます。 複数のデバイスを所有していて、1 つ以上のデバイスで複数のアカウントを使用している場合は、たとえば 1 台目のデバイスで (セカンダリ アカウントとして) 2 台目のデバイスのプライマリ アカウントのアクティビティ履歴を確認することもできます。 これらのアカウントは、 [設定] > [プライバシー] > [アクティビティの履歴] でも確認できます。特定アカウントのアクティビティがタイムラインに表示されないように除外することもできます。 アカウントを非表示にした場合も、データはデバイスやクラウドから削除されません。 データの管理については、次のセクションをご覧ください。

Microsoft の製品やサービスで、プライバシーを尊重しながらエクスペリエンスをカスタマイズするためにこのデータがどのように使われるかについては、プライバシー ステートメント の順に選択します。

アクティビティ履歴の設定

デバイス

デバイスでのアクティビティ履歴のローカル保存を停止するには、スタート を選択し、[設定] > [プライバシー] > [アクティビティの履歴] の順に選択します。 このページで、 [このデバイスでのアクティビティの履歴を保存する] チェック ボックスをオフにします。

アクティビティ履歴を Microsoft に送信する動作を停止するには、スタート を選択し、[設定] > [プライバシー] > [アクティビティの履歴] の順に選択します。 このページで、 [アクティビティの履歴を Microsoft に送信する] チェック ボックスをオフにします。

個人用 Microsoft アカウント (MSA) を使用している場合は、クラウドで Microsoft アカウントに関連付けられたアクティビティ履歴データを管理できます。これには、[Microsoft アカウントのアクティビティ データを管理する] を選択します。 プライバシー ダッシュボードにサインインした後、 [アクティビティの履歴] を選択し、管理するデータを選ぶことができます。

職場または学校のアカウントを使用している場合は、デバイスに保存されているアクティビティ履歴と Microsoft クラウドに送信されたアクティビティ履歴の両方を消去し、削除することができます。 スタート を選択し、[設定] > [プライバシー] > [アクティビティの履歴] の順に選択します。 [アクティビティの履歴を消去する] の下で、[クリア] の順に選択します。

複数のアカウントを使用していて、職場または学校のアカウント (AAD) がデバイスのプライマリ アカウントである場合、アクティビティ履歴を消去すると、クラウドに同期されている職場または学校のアカウント (AAD) のアクティビティ履歴がすべて削除されます。 クラウドで個人用 Microsoft アカウント (MSA) のアクティビティ履歴データを管理するには、 [Microsoft アカウントのアクティビティ データを管理する] を選択します。 複数のアカウント (MSA/AAD) を使用していて、個人用アカウント (MSA) がデバイスのプライマリ アカウントである場合、AAD アクティビティを削除するには、職場または学校のアカウント (AAD) をプライマリとして使用している別のデバイスに移動し、そのデバイスでアクティビティ履歴を消去します。

タイムライン機能内では、日単位で個々のアクティビティまたはすべてのアクティビティを消去できます。 これを行うには、アクティビティを右クリックし、必要に応じてオプションを選択します。

モバイル デバイス (iOS または Android) の場合

Microsoft Edge モバイル (iOS、Android) などのアプリでは、ブラウザー履歴の共有を無効にすることができます。 Microsoft Office などの他のアプリでは、Microsoft へのアクティビティ履歴の送信を停止するアプリからサインアウトします。 Microsoft アカウント用にクラウドに保存されたアクティビティ履歴データは、 [Microsoft アカウントのアクティビティ データを管理する] の順に選択します。