リリース日:
2019 年 2 月 26 日
バージョン:
.NET Framework 3.5 および 4.7.2
機能追加および修正
この更新プログラムには、品質の向上が含まれています。 新しいオペレーティング システム機能は導入されていません。 重要な変更点としては、次のようなものがあります。
- 単一のプロセス全体のロックによって保護されていた単一のグローバル キューが複数のコンピューターで頻繁に使用されるスケーラビリティの問題を引き起こす System.Threading.Timer の問題を修正しました。 次の AppContext スイッチを使用して修正プログラムを選択できます。 (スイッチを有効にするには、こちらの手順を参照してください。)
- スイッチ名: Switch.System.Threading.UseNetCoreTimer
- 有効にするスイッチの値: true
- 注: この設定をプログラムで適用しないでください。 System.Threading.Timer タイプがロードされると、スイッチの値は AppDomain ごとに 1 回だけ読み取られます。
- 一部の System.Data.SqlClient の使用状況シナリオで見られる互換性の破壊を引き起こす問題を修正します。
- 弱いイベント パターンのメモリ割り当てとクリーンアップ スケジュールの動作を改善します。 次の AppContext スイッチを使用して修正プログラムを選択できます。 (スイッチを有効にするには、こちらの手順を参照してください。)
- スイッチ名: Switch.MS.Internal.EnableWeakEventMemoryImprovements
- スイッチ名: Switch.MS.Internal.EnableCleanupSchedulingImprovements
- 有効にするスイッチの値: true
- .NET 3.5 Windows フォーム アプリケーションで、アプリケーション UI をレンダリングできず、代わりに赤い「X」記号を含む白い画面を表示できないという問題に対処します。 さらに、ファイル保存ダイアログボックスとフォルダー ブラウザー ダイアログボックスの二重プロンプトにも対処します。
この更新プログラムの既知の問題
マイクロソフトでは、この更新プログラムの問題については、現在のところ何も把握していません。
この更新プログラムの入手方法
Windows Update
この更新プログラムをダウンロードしてインストールするには、[設定]、[更新とセキュリティ]、[Windows Update] の順に選択し、[更新プログラムの確認] を選択します。
Microsoft Update カタログ
この更新プログラムのスタンドアロン パッケージを入手するには、Microsoft Update カタログ Web サイトに移動してください。
ファイル情報
この更新プログラムで提供されているファイルの一覧については、x64 用の累積的な更新プログラム 4486553 のファイル情報と x86 用の累積的な更新プログラム 4486553 のファイル情報をダウンロードしてください。