はじめに
Microsoft Dynamics 365 のポータル機能バージョン9.1.2.22 は、一般にすべてのポータルで利用可能になりました。 この記事では、この更新プログラムに含まれていた機能と拡張機能について説明します。また、リリースの範囲についても説明します。 日付とそれに対応するサポート技術情報の記事の全一覧については、このサポート技術情報の記事を参照してください。
Microsoft Dynamics 365 バージョン 9.1.2.22 Release のポータル機能
このリリースには、更新されたポータルホストのみが含まれ、ソリューションパッケージの更新プログラムはありません。 ポータルホストは、Microsoft によって自動的に更新されます。
Microsoft Dynamics 365 バージョン 9.1.2.22 Release のポータル機能
ポータルホストバージョン9.1.2.22 は、次の問題を解決します。
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サーバー側の検証によってレコードの更新に失敗した場合、検証条件が修正されている場合でも、レコードを更新する試みは断続的に失敗します。
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一般的なエラーメッセージが表示されるのは、Knowledge Article ページのコメントテキストボックスのコメントテキストが、最大文字数の2000文字を超えている場合です。
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下書きモードの Web ページの変更が、[プレビュー] モードになっている場合でもポータルに表示されません。
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[利用規約] ページには、ポータルの言語がユーザーによって変更されたときに [ページが見つかりません] ページが表示されます。
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フィールドが読み取り専用に設定されている場合でも、ポータルの編集フォームに存在する必須フィールドはレコードの保存中に更新されます。
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エンティティフォームに表示される必須フィールドが読み取り専用としてマークされている場合は、ポータルからレコードが更新されるとエラーがスローされます。
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過去7日間、先月などの相対的な日付フィルターでは、ポータルユーザーと Dynamics 組織のタイムゾーンが異なると、すべてのレコードが表示されません。
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レコードを更新して、カスタム URL パラメーターで同じ web ページに戻ると、エンティティフォームに古いデータが表示されます。