2019 年 5 月 15 日 — KB4494441 (OS ビルド 17763.503)

適用対象: Windows 10, version 1809Windows Server 2019, all versions

機能追加および修正


この更新プログラムには、品質の向上が含まれています。  主要な変更点としては、次のようなものがあります。

  • スペクター バリアント 2 (CVE-2017-5715) が有効な場合、既定で “Retpoline” を有効にします。 Windows クライアントWindows Server の資料に記載されているレジストリ設定を使用して、スペクター バリアント 2 の脆弱性に対する以前の OS の保護機能が有効になっていることを確認します   (Windows クライアント OS エディションでは、これらのレジストリ設定は既定で有効ですが、Windows Server OS エディションでは既定で無効です)。 “Retpoline” の詳細については、Mitigating Spectre variant 2 with Retpoline on Windows」(英語情報) を参照してください。
  • 64 ビット (x64) 版の Windows 用に、Microarchitectural Data Sampling と呼ばれる投機的実行サイドチャネルの脆弱性の新しいサブクラスに対する保護機能を提供します (CVE-2019-11091CVE-2018-12126CVE-2018-12127CVE-2018-12130)。 レジストリ設定は、Windows クライアントWindows Server の資料の説明に従って使用してください   (Windows クライアント OS エディションと Windows Server OS エディションでは、これらのレジストリ設定は既定で有効です)。
  • Internet Explorer および Microsoft Edge 用の HTTP Strict Transport Security トップ レベル ドメイン (HSTS TLD) に "gov.uk" を追加します。
  • 仮想ドライブ上の特定の種類の .msi ファイルと .msp ファイルをインストールまたはアンインストールするときに、“エラー 1309” が発生することがある問題を修正します。
  • Microsoft Visual Studio Simulator が起動しない問題を修正します。
  • Transmission Control Protocol (TCP) を介したプライマリおよびセカンダリ DNS サーバー間のゾーン転送が失敗することがある問題を修正します。
  • Windows Management Instrumentation (WMI) プロバイダーが Windows ツール SMI2SMIR.exe を使用している場合、簡易ネットワーク管理プロトコル (SNMP) の管理情報ベースの登録に失敗する問題を修正します
  • Microsoft Excel で、MS UI Gothic または MS PGothic フォントを使用しているときに、テキスト、レイアウト、またはセルのサイズの幅が予想よりも狭く、または広くなることがある問題を修正します。 
  • Microsoft Edge、Internet Explorer、Microsoft Scripting Engine、Windows アプリ プラットフォームおよびフレームワーク、Windows Graphics、Windows ストレージおよびファイルシステム、Windows 暗号化、Microsoft JET データベース エンジン、Windows カーネル、Windows Virtualization、Windows Server を対象としたセキュリティ更新プログラム。

以前の更新プログラムをインストールした場合は、このパッケージに含まれている新しい修正のみがダウンロードされ、デバイスにインストールされます。

解決したセキュリティの脆弱性の詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイドを参照してください。

この更新プログラムの既知の問題


現象 回避策
この更新プログラムをインストールした後に、可変のウィンドウ拡張を使用するように構成された Windows 展開サービス (WDS) サーバーから、Preboot Execution Environment (PXE) を使用してデバイスを起動しようとすると問題が発生することがあります。 この問題により、イメージのダウンロード中に WDS サーバーへの接続が中断することがあります。 この問題は、可変のウィンドウ拡張を使用していないクライアントまたはデバイスには影響がありません。

この問題を緩和するには、次のいずれかのオプションを使用して、WDS サーバー上の可変のウィンドウ拡張を無効にします。

オプション 1:
管理コマンド プロンプトを開き、以下を入力します。

Wdsutil /Set-TransportServer /EnableTftpVariableWindowExtension:No

オプション 2:
Windows 展開サービス UI を使用します。

  1. Windows 管理ツールから Windows 展開サービスを開きます。
  2. サーバーを展開し、WDS サーバーを右クリックします。
  3. プロパティを開き、[TFTP] タブの [可変のウィンドウ拡張を有効にする] をオフにします。  

オプション 3:
次のレジストリ値を 0 に設定します。

“HKLM\System\CurrentControlSet\Services\WDSServer\Providers\WDSTFTP\EnableVariableWindowExtension”。

可変のウィンドウ拡張を無効にした後は、WDSServer サービスを再起動します。

マイクロソフトは解決方法に取り組んでおり、今後のリリースで更新プログラムを提供します。

名前の変更など、クラスター共有ボリューム (CSV) 上のファイルまたはフォルダーに対して実行する操作によっては、“STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL (0xC00000A5)” というエラーで失敗する場合があります。 このエラーは、管理者特権を持たないプロセスから CSV 所有者ノードに対して操作を実行したときに発生します。

次のいずれかの操作を行います。

  • 管理者特権を持つプロセスから操作を実行する。
  • CSV 所有権を持たないノードから操作を実行する。
マイクロソフトは解決方法に取り組んでおり、今後のリリースで更新プログラムを提供します。
Microsoft Edge またはその他のユニバーサル Windows プラットフォーム (UWP) アプリケーションから印刷しようとすると、"プリンターに予期しない構成の問題が発生しました。 0x80070007e" というエラーが表示されることがあります。

Internet Explorer など、他のブラウザーを使用すると、ドキュメントを印刷できます。

マイクロソフトは解決方法に取り組んでおり、今後のリリースで更新プログラムを提供します。

KB4493509 をインストールした後、一部のアジア言語パックがインストールされているデバイスで、"0x800f0982 - PSFX_E_MATCHING_COMPONENT_NOT_FOUND" というエラーが発生することがあります。
  1. 最近追加された言語パックがある場合は、アンインストールして再インストールしてください。 手順については、「Windows 10 で入力および表示の言語設定を管理する」を参照してください。
  2. [更新プログラムの確認] を選択し、2019 年 4 月の累積的な更新プログラムをインストールします。  手順については、「Windows 10 を更新する」を参照してください。

注: 言語パックを再インストールしても問題が緩和されない場合は、次の手順で PC をリセットしてください。

  1. [設定] アプリの [回復] に移動します。
  2. [この PC を初期状態に戻す] 回復オプションの [開始する] を選択します。
  3. [個人用ファイルを保持する] を選択します。

マイクロソフトは解決方法に取り組んでおり、今後のリリースで更新プログラムを提供します。

KB4494441 がデバイスに 2 回インストールされるという報告をお客様からいただいています。  

状況によっては、1 つの更新プログラムをインストールするために複数回のダウンロードと再起動手順が必要です。 インストールの 2 つの中間手順が正常に完了すると、[更新履歴を表示する] ページに、インストールが正常に完了したという報告が 2 回表示されます。

お客様が何か操作する必要はありません。 更新プログラムのインストールには時間がかかり、複数回の再起動が必要になることがありますが、中間のインストール手順がすべて完了すると、更新プログラムは正常にインストールされます。

[更新履歴] に最新の累積的な更新プログラム (LCU) のインストールが正しく反映されるように、マイクロソフトではこの更新プログラムのエクスペリエンスの向上に取り組んでいます。

2019 年 5 月 15 日の更新プログラムをインストールした後、HTTP Strict Transport Security (HSTS) をサポートしていない一部の gov.uk Web サイトには、Internet Explorer 11 または Microsoft Edge からアクセスできない場合があります。 この問題は KB4505056 で解決されています。

この更新プログラムの入手方法


この更新プログラムをインストールする前に

必要条件: 最新の累積的な更新プログラム (LCU) をインストールする前に、サービス スタック更新プログラム (SSU) (KB4499728) をインストールする必要があります。 この SSU がインストールされるまで、LCU は適用対象として報告されません。詳細については、「サービス スタック更新プログラム」を参照してください。   

Windows Update を使用している場合は、最新の SSU (KB4499728) が自動的に提供されます。 最新の SSU のスタンドアロン パッケージを入手するには、Microsoft Update カタログを検索してください。

この更新プログラムのインストール

この更新プログラムは、Windows Update から自動的にダウンロードおよびインストールされます。 この更新プログラムのスタンドアロン パッケージを入手するには、Microsoft Update カタログ Web サイトに移動してください。  

ファイル情報

この更新プログラムで提供されるファイルの一覧については、累積的な更新プログラム 4494441 のファイル情報をダウンロードしてください。