概要
この記事では、Microsoft Excel でファイルを保存する方法について説明します。
詳細情報
Excel で既存のファイルを保存すると、[ 名前を付けて保存 ] ダイアログ ボックスで指定したコピー先フォルダーに一時ファイルが作成されます。 一時ファイルには、ブックの内容全体が含まれます。 Excel が一時ファイルを正常に保存した場合、一時ファイルの名前は [ 名前を付けて保存 ] ダイアログ ボックスで指定したファイル名で変更されます。
ファイルを保存するこのプロセスは、元のファイルが破損していないことを確認します。 元のファイルは、保存操作が成功しなかった場合に役立ちます。 Excel でファイルを保存する場合は、次の手順に従います。-
Excel では、[ 名前を付けて保存 ] ダイアログ ボックスで指定したコピー先フォルダーに、ランダムな名前の一時ファイル (ファイル名拡張子のない Cedd4100 など) が作成されます。 ブック全体が一時ファイルに書き込まれます。
-
既存のファイルに変更が保存される場合、元のファイルは削除されます。
-
Excel は一時ファイルの名前を変更します。 Excel は一時ファイルに、[名前を付けて保存] ダイアログ ボックスに指定されたファイル名 (Book1.xls など) を付与します。
保存に関する重要なポイント
-
Excel が一時ファイルを作成して保存すると、すべての変更が一時ファイルに書き込まれます。
-
Excel で既存のファイルを削除できない場合は、エラー メッセージが表示されます。 元のファイルと一時ファイルの両方がコピー先フォルダーに残ります。
-
Excel で既存のファイルを削除できますが、一時ファイルの名前を変更できない場合は、エラー メッセージが表示されます。 一時ファイルのみがコピー先フォルダーに残ります。
-
Excel が初めて新しいファイルを保存する場合、Excel は一時ファイルを作成しません。 Excel は、[名前を付けて保存] ダイアログ ボックスで指定したファイル名でファイルを 保存 します。
追加情報
詳細については、次の記事番号をクリックして、Microsoft サポート技術情報の記事を表示します。
214073 Excel でファイルの保存時にエラー メッセージが表示される
289273 Excel 2002 の自動バックアップ関数の説明