システム ファイル チェッカー ツールを使用して不足または破損しているシステム ファイルを修復する

システム ファイル チェッカーは、ユーザーが Windows のシステム ファイルの破損をスキャンし、破損しているファイルを回復できるようにする Windows のユーティリティです。この資料では、システム ファイル チェッカー ツール (SFC.exe) を実行して、不足または破損しているシステム ファイルを修復する方法について説明します。Windows リソース保護 (WRP) ファイルが存在しない場合や、破損している場合には、Windows が正常に動作しないことがあります。たとえば、Windows の一部の機能が正しく動作しなかったり、Windows がクラッシュしたりすることがあります。

システム ファイル チェッカー ツール (SFC.exe) を実行する

これを行うには、以下の手順を実行します。
  1. 管理者としてコマンド プロンプトを開きます。これを行うには、お使いのオペレーティング システムに応じて次の手順を実行します。
    Windows 8.1 または Windows 8
    Windows 10、Windows 7、または Windows Vista
  2. コマンド プロンプトで以下のコマンドを入力し、Enter キーを押します。
    sfc /scannow


    sfc /scannow コマンドにより、保護されたすべてのシステム ファイルがスキャンされ、破損したファイルが、%WinDir%\System32\dllcache の圧縮フォルダーにあるキャッシュ コピーに置き換えられます。
    %WinDir% の部分は、C:\Windows などの、Windows オペレーティング システムのフォルダーです。

    注: 検証が 100% 完了するまでは、このコマンド プロンプト ウィンドウを閉じないでください。この処理が完了した後、スキャンの結果が表示されます。
  3. この処理が完了した後、次のいずれかのメッセージが表示されることがあります。
    • Windows リソース保護は、整合性違反を検出しませんでした。

      これは、不足または破損しているシステム ファイルがないことを意味します。
    • Windows リソース保護は要求された操作を実行できませんでした。

      この問題を解決するには、システム ファイル チェッカーのスキャンをセーフ モードで実行し、%WinDir%\WinSxS\Temp の下に PendingDeletes フォルダーと PendingRenames フォルダーが存在することを確認します。
    • Windows リソース保護により、破損したファイルが見つかり、それらは正常に修復されました。詳細は、CBS.Log %WinDir%\Logs\CBS\CBS.log に含まれています。

      システム ファイルのスキャンと回復に関する詳細情報を表示するには、「システム ファイル チェッカーの処理の詳細を表示する方法」を参照してください。
    • Windows リソース保護により、破損したファイルが見つかりましたが、それらの一部は修復できませんでした。詳細は、CBS.Log %WinDir%\Logs\CBS\CBS.log に含まれています。

      破損したファイルを手動で修復するには、システム ファイル チェッカーの処理の詳細を表示して破損したファイルを確認し、破損したファイルを、正常なコピーであることが判明しているファイルに手動で置換します。

詳細

CBS.Log ファイルに含まれる詳細を表示するには、Findstr コマンドを使用して Sfcdetails.txt ファイルに情報をコピーし、Sfcdetails.txt の詳細を表示する方法があります。これを行うには、次の手順を実行します。
  1. 上記の手順 1. に記載されている手順で、管理者特権を持つコマンド プロンプトを開きます。
  2. コマンド プロンプトで次のコマンドを入力し、Enter キーを押します。
    findstr /c:"[SR]" %windir%\Logs\CBS\CBS.log >"%userprofile%\Desktop\sfcdetails.txt" 
    注: この Sfcdetails.txt ファイルには、コンピューターでシステム ファイル チェッカー ツールを実行するたびに詳細情報が記録されます。これには、システム ファイル チェッカー ツールで修復されなかったファイルに関する情報が含まれています。日付と時刻をチェックして、前回システム ファイル チェッカー ツールを実行したときに見つかった問題を確認します。
  3. デスクトップから Sfcdetails.txt ファイルを開きます。
  4. Sfcdetails.txt ファイルの形式は以下のとおりです。
    Date/Time SFC 詳細
    修復できなかったファイルに関するエントリが含まれているログ ファイルの例を以下に示します。
    2007-01-12 12:10:42, Info                  CSI    00000008 [SR] Cannot 
    repair member file [l:34{17}]"Accessibility.dll" of Accessibility, Version =
    6.0.6000.16386, pA = PROCESSOR_ARCHITECTURE_MSIL (8), Culture neutral,
    VersionScope neutral, PublicKeyToken = {l:8 b:b03f5f7f11d50a3a}, Type
    neutral, TypeName neutral, PublicKey neutral in the store, file is missing
どのシステム ファイルが破損していて、Sfcdetails.txt ファイルの詳細情報では修復できないことを確認した後、破損したファイルの場所を確認し、破損したファイルを、正常なコピーであることが判明しているファイルに手動で置き換えます。これを行うには、次の手順を実行します。

注: お使いのコンピューターと同じバージョンの Windows を搭載している別のコンピューターから、正常なコピーであることが判明しているシステム ファイルを取得できる場合があります。コピーするシステム ファイルが正常なコピーであることを確認するには、そのコンピューター上でシステム ファイル チェッカーの処理を実行します。
  1. 破損したシステム ファイルの管理者所有権を取得します。これを行うには、管理者特権を持つコマンド プロンプトで、次のコマンドをコピーして貼り付け (または入力し)、Enter キーを押します。
    takeown /f パスおよびファイル名
    注: パスおよびファイル名 は破損したファイルのパスおよびファイル名です。たとえば、「takeown /f C:\windows\system32\jscript.dll」と入力します。
  2. 破損したシステム ファイルに管理者のフル アクセスを付与します。これを行うには、次のコマンドをコピーして貼り付け (または入力し)、Enter キーを押します。
    icacls パスおよびファイル名 /GRANT ADMINISTRATORS:F
    注: パスおよびファイル名 は破損したファイルのパスおよびファイル名です。たとえば、「icacls C:\windows\system32\jscript.dll /grant administrators:F」と入力します。
  3. 破損したシステム ファイルを、正常なコピーであることが判明しているファイルに置き換えます。これを行うには、次のコマンドをコピーして貼り付け (または入力し)、Enter キーを押します。
    Copy ソース ファイル コピー先
    注: ソース ファイル はコンピューター上の正常なコピーであることが判明しているファイルのパスとファイル名で、コピー先 は破損したファイルのパスとファイル名です。たとえば、「copy E:\temp\jscript.dll C:\windows\system32\jscript.dll」と入力します。
プロパティ

文書番号:929833 - 最終更新日: 2017/01/08 - リビジョン: 1

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