現象
次のような状況で問題が発生します。
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AlwaysOn 可用性グループは、Microsoft SQL Server 2014、2012、または2016のインスタンスの FileTables と共に使用します。
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プライマリレプリカとセカンダリレプリカの両方で、[ファイル入出力アクセス用の FILESTREAM] オプションを有効にし、各レプリカ上の FILESTREAM に異なる Windows 共有名を指定します。
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各レプリカの SQL Server のインスタンス名が異なります。
このシナリオでフェールオーバーが発生すると、FileTables のファイルパスが正しく表示されなくなります。たとえば、FileTable で指定したファイルまたはディレクトリの path locator ID の値を GetPathLocator 関数を使用して取得しようとすると、次のエラーメッセージが表示されることがあります。
メッセージ33425、レベル16、状態1、行10は FileTable パスの共有名が無効です。
解決方法
この問題は、SQL Server の次の累積的な更新プログラムで最初に修正されました。
Sql server 2014 Service Pack 1の累積更新プログラム2016 1の累積更新プログラム 1 (sql server 2012 SP3 の累積更新プログラム 3 )
SQL Server 用の新しい累積更新プログラムには、以前の累積的な更新プログラムに含まれていたすべての修正プログラムとすべてのセキュリティ修正が含まれています。 SQL Server の最新の累積的な更新プログラムを確認します。
Sql server 2014SP3 向けの最新の累積更新プログラム sql server 2016 の最新の累積的な更新プログラム ( sql server 2012 SP3 の最新の累積的な更新プログラム)
状態
マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。
関連情報
Microsoft でソフトウェアの更新について説明する 用語 について説明します。