重要: この機能は、Windows RT PC 上の Office では利用できません。 照会は、Office Professional Plusエディションと Microsoft 365 Apps for enterprise エディションでのみ使用できます。 使用している Office のバージョンを確認する場合は、こちらを参照してください。
ブックを分析すると、そのロジック構造とエラーの状態を包括的に分析できます。 この情報は、組織内のブックの潜在的なリスクと影響を評価するために不可欠な場合があります。 スプレッドシート検査 アドインをアクティブ化する必要がある場合があります。これにより、ブック分析コマンドを使用できます。
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[ファイル]、[オプション]、[アドイン] の順にクリックします。
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[管理] ボックスで [COM アドイン] が選択されていることを確認して、[設定] をクリックします。
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[COM アドイン] ダイアログ ボックスで、[Inquire] アドインの横にあるボックスがオンになっていることを確認します。
アドインがオンになると、[照会] タブがExcelに表示されます。
注: [COM アドイン] ダイアログ ボックスに [アドインの照会] のエントリが表示されないのは、OfficeまたはExcelのエディションに含まれていないか、組織のシステム管理者が利用不可にしているためです。
ブック分析を開始する
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Excelで、[ブック分析>問い合わせる] をクリックします。
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ブックの保存を確認するメッセージが表示されたら、ブックを保存します。
ブックのサイズと複雑さによっては、レポートが表示されるまでに数秒から数分かかる場合があります。 次の使用例は、98 の数式、2 つの非表示シート、1 つのリンクされたブック、外部ファイルへの 1 つのデータ接続、1 つの配列数式、およびエラーが発生する 2 つの数式を含むブックを示しています。 -
カテゴリを選択すると、関連するワークシート、セルまたはセル範囲、データ接続、数式、エラーなど、カテゴリの詳細が表示されます。
レポートには次のカテゴリがあります。
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概要 – ブックの構造と内容に関する一般的な情報
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ブック (サブカテゴリあり) – ブックの一般的な統計情報
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数式 (サブカテゴリあり) – ブック内の数式に関する特定の情報
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セル (サブカテゴリあり) – ブック内のセルに関する特定の情報
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範囲 (サブカテゴリあり) – ブック内の範囲に関する特定の情報
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警告 – ブックの構造とコンテンツに関するいくつかの種類の警告
この例では、[ データ接続 ] サブカテゴリを 0 に設定すると、外部接続の詳細が表示されます。 これは、ブックがユーザーのハード ドライブに保存Customers.txtという名前のテキスト ファイルに接続されていることを示しています。
メモ ブック内のシートの使用範囲に 1 億を超えるセルがある場合、ブック全体を処理できず、エラー メッセージが表示されます。
[エクスポート] ボタンをクリックすると、データをレポートにエクスポートExcelできます。 これにより、ブック分析データを含むブックが、サブジェクト ファイルのドキュメント化に使用できる形式で作成されます。