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累積二項分布が基準値以上になる最小値を返します。この関数は、品質保証アプリケーションに使用します。たとえば、CRITBINOM 関数を使用して、ロット全体は不合格にせずに作業工程から除外できる欠陥部品の最大数を決定できます。

書式

CRITBINOM(trials,probability_s,alpha)

試行回数    ベルヌーイ試行の回数を指定します。

成功率    1 回の試行が成功する確率を指定します。

Alpha     基準値を指定します。

解説

  • いずれかの引数が数値以外の場合は、エラー値 #VALUE! が返されます。

  • trials が整数でない場合は、小数部が切り捨てられます。

  • trials < 0 の場合は、エラー値 #NUM! が返されます。

  • probability_s < 0 または probability_s > 1 の場合は、エラー値 #NUM! が返されます。

  • alpha < 0 または alpha > 1 の場合は、エラー値 #NUM! が返されます。

使用例

Trials

成功率

α

数式

説明 (結果)

2.7

0.5

0.75

=CRITBINOM([試行数],[成功率],[α])

累積二項分布が基準値以上になる最小値を求めます (4)

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