演算子は、数式の要素に対して実行する計算の種類を指定します。 Excel では、計算の一般的な数学規則 (かっこ、指数、乗算と除算、および加算と減算、または頭字語のPEMDAS ) に従います。 かっこを使用すると、その計算順序を変更できます。
演算子の種類。 計算演算子には、算術演算子、比較演算子、テキスト連結演算子、セル参照演算子の4種類があります。
-
算術演算子
次に挙げる算術演算子は、加算、減算、乗算、除算などの基本的な計算を実行し、数値を組み合わせて、計算結果として数値を返します。
算術演算子
意味
使用例
+ (正符号)
加算
= 3 + 3
- (負符号)
減算
符号= 3 – 3
=-3* (アスタリスク)
乗算
= 3 * 3
/ (スラッシュ)
除算
= 3/3
% (パーセント記号)
パーセンテージ
求める
^ (キャレット)
累乗
= 3 ^ 3
-
比較演算子
2 つの値を比較する場合は、次の比較演算子を使います。 これらの演算子を使用して 2 つの値を比較すると、結果は TRUE または FALSE のいずれかの論理値になります。
比較演算子
意味
使用例
= (等号)
等しい
= A1 = B1
> (大なり記号)
より大きい
= A1>B1
< (小なり記号)
より小さい
= A1<B1
>= (より大か等しい記号)
以上
= A1>= B1
<= (より小か等しい記号)
以下
= A1<= B1
<> (不等号)
等しくない
= A1<>B1
-
文字列演算子
文字列演算子のアンパサンド (&) を使って、1 つ以上の文字列を連結 (結合) して、1 つの文字列を作成します。
文字列演算子
意味
使用例
& (アンパサンド)
2 つの文字列を結合、または連結して、1 つの連続する文字列の値を作成する
= "北" & "風" は "Northwind" になります。
A1 は "Last name"、B1 は "名"、= A1& "," &B1 は "姓、名" のようになります。 -
参照演算子
次に挙げる参照演算子は、計算するセル範囲を結合します。
参照演算子
意味
使用例
: (コロン)
セル範囲の参照演算子。指定した 2 つのセル参照と、その間に含まれるすべてのセルによって構成される 1 つの参照を作成する
B5:B15
, (カンマ)
複数の範囲を表す参照演算子。複数の参照を 1 つの参照に結合する
= SUM (B5: B15 など, D5: D15)
(スペース)
共通部分を示す参照演算子。2 つの参照に共通する 1 つのセル参照を作成する
B7:D7 C6:C8