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ガンマ分布の累積分布関数の逆関数の値を返します。つまり、確率 = GAMMADIST(x,...) であるとき、GAMMAINV(確率,...) = x となるような x の値を返します。
この関数は、正規分布に従わないと見られる変数を分析する場合に使います。
書式
GAMMAINV(確率, α, β)
確率 ガンマ確率分布における確率を指定します。
α ガンマ分布のパラメータを指定します。
β ガンマ分布のパラメータを指定します。β = 1 である場合、標準ガンマ分布の値が返されます。
解説
-
引数に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
-
確率 <0 または確率> 1 である場合、エラー値 #NUM! が返されます。
-
α <= 0 またはβ <= 0 である場合、エラー値 #NUM! が返されます。
GAMMAINV 関数では、関数値の計算に反復計算の手法が利用されます。確率の値が指定されると、計算結果の精度が +/-3x10^-7 以内になるまで反復計算が行われます。100 回反復計算を繰り返しても計算結果が収束しない場合、エラー値 #N/A が返されます。
使用例
確率 |
α |
β |
数式 |
説明 (計算結果) |
0.068094 |
9 |
51 |
=GAMMAINV([確率], [α], [β]) |
引数に対するガンマ分布の累積分布関数の逆関数の値を求めます (10) |