"ImportExportText/テキストのインポート/エクスポート" マクロ アクションを使って、現在の Access データベース (.mdb または .accdb) とテキスト ファイル間でテキストをインポートまたはエクスポートすることができます。 また、テキスト ファイルのデータを現在の Access データベースにリンクすることもできます。 リンクされたテキスト ファイルを使えば、ワード プロセッシング プログラムからデータに完全にアクセスできる状態で、Access でテキスト データを表示することができます。 また、HTML ファイル (*.html) のテーブルまたはリストをインポート、エクスポート、およびリンクすることもできます。

注: Access 2010 から、"TransferText/テキスト変換" マクロ アクションは "ImportExportText/テキストのインポート/エクスポート" という名前に変更されました。

注: テキスト ファイルまたは HTML ファイルのデータにリンクする場合、データは Access では読み取り専用になります。

注: このアクションは、データベースが信頼されていない場合は許可されません。

設定

"ImportExportText/テキストのインポート/エクスポート" マクロ アクションには次の引数があります。

アクションの引数

説明

Transfer Type/変換の種類

変換の種類です。 区切りテキスト ファイルまたは固定幅テキスト ファイルまたは HTML ファイル内のデータのインポート、エクスポート、またはデータへのリンクを行うことができます。 Word の差し込み印刷データ ファイルにデータをエクスポートし、Word の差し込み印刷機能を使用して、フォーム レターや郵送ラベルなどの差し込み印刷文書を作成することもできます。

マクロ デザイン ウィンドウの [アクションの引数] セクションにある [変換の種類] ボックスで、[区切り記号付きインポート]、[固定長インポート]、[HTML インポート]、[区切り記号付きエクスポート]、[固定長エクスポート]、[HTML エクスポート]、[Word 差し込みデータ エクスポート]、[区切り記号付きリンク]、[固定長リンク]、または [HTML リンク] を選びます。 既定値は [区切り記号付きインポート] です。

注: Access プロジェクト (.adp) でサポートされる変換の種類は、[区切り記号付きインポート]、[固定長インポート]、[区切り記号付きエクスポート]、[固定長エクスポート]、[Word 差し込みデータ エクスポート] のみです。

Specification Name/定義名

テキスト ファイルをインポートまたはリンクする方法を決定するオプション セットの定義名です。 固定長テキスト ファイルでは、引数を指定するか、schema.ini ファイル (インポートまたはリンクされたテキスト ファイルと同じフォルダーに格納する必要がある) を使う必要があります。

テキスト ファイルのインポートまたはリンクの定義を作成するには、次のようにします。

  1. [外部データ] タブの [インポート] グループで、[テキスト ファイル] をクリックします。

  2. [外部データの取り込み] ダイアログ ボックスの [ファイル名] ボックスに、ソース テキスト ファイルのパスを入力します。

  3. データを格納するためのオプションをクリックして (インポート、追加、またはリンクの場合)、[OK] をクリックします。

  4. [テキスト インポート ウィザード] ダイアログ ボックスで、[詳細設定] をクリックします。

  5. この定義のオプションを指定して、[名前を付けて​​保存] をクリックします。

  6. 定義の名前を入力して、[OK] をクリックします。

  7. 定義ダイアログ ボックスで [定義] をクリックすることで、既存の定義を管理できます。

  8. [OK] をクリックして、定義ダイアログ ボックスを閉じます。

これで、同じ種類のテキスト ファイルをインポートまたはエクスポートするときは常に、この引数で定義名を入力することができます。

区切りテキスト ファイルは、この引数の定義名を入力しなくても、インポート、エクスポート、またはリンクすることができます。 この場合、Access ではウィザードのダイアログ ボックスの既定値が使用されます。 Access では Word の差し込みデータ ファイルに設定済みの形式を使うため、この種のファイルをエクスポートするときにこの引数の定義名を入力する必要はありません。 HTML ファイルでインポート/エクスポート定義を使うことはできますが、データ型書式設定の定義は適用される定義の一部のみとなります。

Table Name/ テーブル名

テキスト データのインポート、エクスポート、またはリンク対象となる Access テーブルの名前です。 データのエクスポート元となる Access クエリの名前を入力することもできます。 これは必須の引数です。

[変換の種類] ボックスで [区切り記号付きインポート]、[固定長インポート]、または [HTML インポート] をクリックしたときに、テーブルが既に存在する場合は、Access でこのテーブルにテキスト データが追加されます。 それ以外の場合は、テキスト データを含む新しいテーブルが作成されます。

"ImportExportText/テキストのインポート/エクスポート" マクロ アクションを使う場合、SQL ステートメントを使ってエクスポートするデータを指定することはできません。 SQL ステートメントを使わずに、まず、クエリを作成し、"Table Name/テーブル名" 引数でクエリ名を指定する必要があります。

File Name/ファイル名

インポート、エクスポート、またはリンクするテキスト ファイルの名前です。 フル パスを含めます。 これは必須の引数です。

Access からデータをエクスポートすると、新しいテキスト ファイルが作成されます。 ファイル名が既存のテキスト ファイルと同じ名前である場合、Access で既存のテキスト ファイルが置き換えられます。

HTML ファイルの特定のテーブルまたはリストをインポートまたはリンクする場合は、"HTML Table Name/HTML テーブル名" 引数を使うことができます。

Has Field Names/フィールド名の設定

テキスト ファイルの先頭行にフィールド名を含めるかどうかを指定します。 [はい] を選ぶと、テキスト データをインポートまたはリンクするときに、Access テーブルでフィールド名としてこの行の名前が使われます。 [いいえ] を選ぶと、先頭行は通常のデータ行として扱われます。 既定値は [いいえ] です。

先頭行にはフィールド名が含まれている必要があるため、Access では、Word または Windows の差し込みデータ ファイルに対するこの引数は無視されます。

Access のテーブルまたは選択クエリを区切りテキスト ファイルまたは固定長テキスト ファイルにエクスポートするときに、この引数に対して [はい] を選んでいる場合には、Access で、テキスト ファイルの先頭行にテーブルまたは選択クエリのフィールド名が挿入されます。

固定長テキスト ファイルをインポートまたはリンクするときにこのボックスで [はい] を選んだ場合は、フィールド名を含む先頭行では、インポート/エクスポート定義で設定したフィールド区切り記号を使ってフィールド名を区切る必要があります。 固定長テキスト ファイルにエクスポートするときにこの引数に対して [はい] を選んだ場合、Access でこの区切り記号を使ってテキスト ファイルの先頭行にフィールド名が挿入されます。

HTML Table Name/HTML テーブル名

インポートまたはリンク対象となる、HTML ファイルのテーブルまたはリストの名前です。 "Transfer Type/変換の種類" 引数が [HTML インポート] または [HTML リンク] に設定されている場合を除き、この引数は無視されます。 この引数を空白のままにすると、HTML ファイルの最初のテーブルまたはリストがインポートまたはリンクされます。

HTML ファイル内のテーブルまたはリスト名は、<CAPTION> タグで指定されたテキスト (CAPTION タグが含<場合) によって>されます。 CAPTION タグに<がない>、タイトル タグで指定されたテキストによって<が>されます。 複数のテーブルまたはリストに同じ名前が付く場合は、各名前の末尾に数字を追加して区別します。たとえば、Employees1 と Employees2 などです。

コード ページ

コード ページで使用される文字セットの名前です。

解説

Access の選択クエリのデータをテキスト ファイルにエクスポートすることができます。 Access ではクエリの結果セットがエクスポートされ、テーブルと同様に扱われます。

既存の Access テーブルに追加したテキスト データは、テーブルの構造と互換性がなければなりません。

  • テキストの各フィールドのデータ型は、テーブルの対応するフィールドと同じである必要があります。

  • フィールドは同じ順序である必要があります (ただし、[フィールド名の設定] 引数を [はい] に設定した場合を除きます。設定した場合、テキストのフィールド名はテーブルのフィールド名と一致する必要があります)。

このマクロ アクションには、[外部データ] タブの [インポート] または [エクスポート] グループで [テキスト ファイル] をクリックした場合と同様の効果があります。 "ImportExportText/テキストのインポート/エクスポート" アクションの引数には、[テキスト ファイル] コマンドで開始されたウィザードのオプションが反映されます。

ヒント

インポート/エクスポート定義には、Access でのテキスト ファイルのインポート、エクスポート、またはリンクに必要な情報が保存されます。 保存された定義を使って、同様のテキスト ファイルに対してテキスト データをインポート、エクスポート、またはリンクすることができます。 たとえば、メインフレーム コンピューターから、テキスト ファイルで週ごとの売上高を受信するとします。 この種のデータの定義を作成し、保存した後、Access データベースにこのデータを追加するときには常にその定義を使うことができます。

注: リンク テキスト ファイルのクエリまたはフィルターを実行する場合、そのクエリまたはフィルターでは大文字と小文字の区別。

Visual Basic for Applications (VBA) モジュールで "ImportExportText/テキストのインポート/エクスポート" アクションを実行するには、DoCmd オブジェクトの TransferText メソッドを使います。

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