Applies ToExcel for Microsoft 365 Excel for Microsoft 365 for Mac Excel for the web Excel 2021 Excel 2021 for Mac Excel 2019 Excel 2019 for Mac Excel 2016 Excel 2013

ここでは、Microsoft Excel の IPMT 関数の書式および使用法について説明します。

説明

定額の支払いを定期的に行い、利率が一定であると仮定して、投資期間内の指定された期に支払われる金利を返します。

書式

IPMT(利率, 期, 期間, 現在価値, [将来価値], [支払期日])

IPMT 関数の書式には、次の引数があります。

  • 利率    必ず指定します。 投資期間を通じて一定の利率を指定します。

  •     必ず指定します。 金利支払額を求める期を 1 ~ "期間" の範囲で指定します。

  • 期間    必ず指定します。 投資期間全体での支払回数の合計を指定します。

  • 現在価値    必ず指定します。 投資の現在価値、つまり将来行われる一連の支払いを、現時点で一括払いした場合の合計金額を指定します。

  • 将来価値    省略可能です。 投資の将来価値、つまり最後の支払いを行った後に残る現金の収支を指定します。 将来価値を省略すると、0 を指定したと見なされます (たとえば、ローンなどの借入金の将来価値は 0 になります)。

  •     省略可能です。 いつ支払いが行われるかを、数値の 0 または 1 で指定します。 支払期日を省略すると、0 を指定したと見なされます。

支払期日

支払いが行われる時期

0

各期の期末

1

各期の期首

解説

  • 利率と期間内支払回数を指定するときは、時間単位を一致させる必要があります。 たとえば、年利 12% の 4 年ローンを月払いで返済する場合、利率には 12%/12 = 1 (%) を、期間内支払回数には 4*12 = 48 (月) を指定します。 また、これと同じローンを年払いで返済する場合は、利率に 12 (%)、期間内支払回数に 4 (年) を指定します。

  • すべての引数に関して、定額預金の支払いのような出金は負の数で表し、配当金のような入金は正の数で表します。

使用例

次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。

データ

説明

10.00%

年利

1

金利支払額を求める期

3

返済期間

¥800,000

ローンの現在価値

数式

説明

計算結果

=IPMT(A2/12, A3, A4*12, A5)

A2:A5 の期間のローンに対する、最初の月の金利支払額を求めます。

(¥6,667)

=IPMT(A2, 3, A4, A5)

同じ期間のローンに対する、最後の年の金利支払額を求めます。ただし、支払いは年単位で行われるものとします。

(¥29,245)

ヘルプを表示

その他のオプションが必要ですか?

サブスクリプションの特典の参照、トレーニング コースの閲覧、デバイスのセキュリティ保護方法などについて説明します。

コミュニティは、質問をしたり質問の答えを得たり、フィードバックを提供したり、豊富な知識を持つ専門家の意見を聞いたりするのに役立ちます。