Outlook Social Connector とプライバシーの詳細情報

概要

Outlook Social Connector は、ユーザーに代わって構成された各ソーシャル ネットワークから情報を要求します。 その情報は、Outlook 内で使用可能になります。 これらのソーシャル ネットワークと通信する際には、ユーザーのプライバシーとやり取りする友人や同僚のプライバシーを保護するために次の安全策を講じています。

• ソーシャル ネットワーク上の特定のユーザーに関する情報を要求するときに、メール アドレスは Outlook からソーシャル ネットワークに送信される前にハッシュされます。 ソーシャル ネットワークがメール アドレスを照合できるのは、そのアドレスがソーシャル ネットワークで既に認識されている場合だけです (Facebook などのソーシャル ネットワークは、ユーザーのメール アドレスが Facebook のアカウントに関連付けられていない場合、そのユーザーのメール アドレスはわかりません)。

• [追加] ボタンを使用してソーシャル ネットワークに明示的に特定のユーザーを追加すると、ハッシュされていないメール アドレスのみがソーシャル ネットワークに送信されます。

• ソーシャル ネットワークのそのユーザーのプライバシー設定に基づいて、Outlook で使用可能な情報がソーシャル ネットワークから表示されます。 そのユーザーがあなたに対して利用可能にしている情報またはソーシャル ネットワーク上のすべてのユーザーに公開している情報がある場合、その情報も Outlook で表示される場合があります。 自分の情報のプライバシー設定を制御するには、特定のソーシャル ネットワークのプライバシー ポリシーを参照してください。

Outlook Social Connector を機能させる方法の詳細

Outlook でメール メッセージを表示すると、Outlook Social Connector によってそのスレッド内にいるユーザーの過去のメッセージや添付ファイルなどの情報が表示されます。 ソーシャル ネットワークへの接続があり、そのソーシャル ネットワークにログインしている場合は、Outlook Social Connector がソーシャル ネットワークにそのようなユーザーに関する情報を求める場合があります。 情報には、写真、更新状況、アクティビティ フィード、プロファイル情報 (名前、役職、メール アドレスなど) などが含まれている可能性があります。

ソーシャル ネットワークのアドインの作成者の選択によっては、メッセージを表示するときに Outlook Social Connector がソーシャル ネットワークにメッセージの宛先と CC 行にある全員の情報を求める場合があります。 メール アドレスの漏洩を防ぐために、このようなユーザーのメール アドレスはハッシュされてからソーシャル ネットワークに送信されます。 ソーシャル ネットワークは、ソーシャル ネットワークで既に認識されているユーザーのメール アドレスだけを照合できます。 また、オフラインで使用するために Outlook に情報を保存する場合があります。 サード パーティのプライバシーに関する方針の詳細については、サード パーティのアドイン プロバイダーに問い合わせるか、サード パーティのプライバシーに関する声明をお読みください。

公開情報と個人情報

Outlook Social Connector には、ソーシャルネットワークのプライバシー設定に基づいて、情報を利用できるようになったソーシャルネットワークの情報のみが表示されます。 ソーシャルネットワーク上のすべてのユーザーに公開されている情報がある場合、その情報は、そのユーザーがソーシャルネットワーク上のお友達や同僚であるかどうかに関係なく、全員に表示されます。 必要な情報のみを共有するには、プライバシーに関する声明を読み、ソーシャルネットワークのプライバシー管理を使用します。 また、ソーシャルサイト (ファンページ、ネットワーク、接続など) の他の関係と接続についても考慮する必要があります。 情報が表示される内容に影響します。

ソーシャル ネットワークの使用条件とプライバシー

Outlook Social Connector では、Outlook 内から所属しているソーシャル ネットワークの情報を表示できますが、各ソーシャル ネットワークの独自のプライバシーに関する声明、使用条件 (TOU)、およびプライバシー管理を読んで理解する必要があります。

プライバシーに関する詳細

詳細については、「 Office のプライバシーに関する声明」を参照してください。