UML 要素の属性を追加または編集できます。
重要: この記事では、UML モデル エクスプローラーを使用する Visio 2010 でのみ使用できる機能について説明します。 この機能は、 Visio 2013 以降のバージョンでは使用できません。 Visio 2013 以降のバージョンでの UML ダイアグラムの操作については、「 Visio の UML ダイアグラム」を参照してください。
属性を追加する
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要素を表す図の図形をダブルクリックします。
[ プロパティ ] ダイアログ ボックスが開きます。
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空白の行を選択し、名前の入力を開始し、必要な属性プロパティを入力または選択します。
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属性テーブルでその行がまだ選択されている状態で、[プロパティ] を選択 します。
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必要に応じてプロパティを編集します。
プロパティ
説明
Name
属性の名前として識別子文字列を入力または編集します。 通常、属性名は小さな文字 (最大サイズや色など) で始まります。
ステレオタイプ
ドロップダウン リストから目的のステレオタイプを選択します。 使用するステレオタイプが一覧にない場合は、UML メニューの [ステレオタイプ] をクリックして、新しいステレオタイプを追加するか、既存のステレオタイプを編集できます。
Prefix
属性をさらに識別するために使用する言語固有の注釈テキストをここに入力します。
サフィックス
属性をさらに識別するために使用する言語固有の注釈テキストをここに入力します。
Type
属性の実装の種類を選択します。 型を選択すると、[ プレフィックス]、[ サフィックス]、[ 式] の各フィールドを編集できるようになります。
目的の データ型 が一覧にない場合は、 モデル エクスプローラーの ツリー ビュー でデータ型パッケージを右クリックし、[ 新規作成 ] をポイントして [ DataType] を選択するか、新しいクラスを作成します。
式
[プレフィックス]、[型]、[サフィックス] の下に追加したデータの結果を表示します。
可視 性
属性に適用される 可視性 (パブリック、プライベート、または保護) を選択します。 Public は、属性が任意のクラスでパブリックに使用できるを意味します。 Protected は、属性がクラス内とそのサブクラスで使用可能であることを意味します。 Private は、属性をクラス内でのみ使用できることを意味します。
多様 性
インスタンスが保持できるデータ値の数を選択します。 多重度 が 1 の場合、属性は 1 つの値を保持します。
InitialValue
初期化時に 属性 の値を入力します。
変更
要素の作成後に 属性 値を変更できるかどうかを示します。 None は、変更に関する制限がないことを意味します。 Frozen は、要素とその値がインスタンス化された後に値を変更できないことを意味します。 AddOnly は、多重度が 1 つの値に固定されていない場合にのみ意味があります。 つまり、追加の値を追加することはできますが、追加後は削除または変更できません。
OwnerScope
クラスによって作成された各オブジェクトに 属性の独自の値がある場合は、[ インスタンス] を選択します。 属性値がクラス自体によって所有されている場合は、所有者スコープの 分類子 を選択します。 分類子スコープ属性には下線が付きます。
TargetScope
属性 値がそのデータ型のインスタンス である場合は 、[インスタンス] を選択します。 属性値が型自体の場合は、ターゲット スコープの 分類子 を選択します。
書類
要素に追加するドキュメントを タグ付き値として入力します。 要素を表す図形またはアイコンを選択すると、ここに入力したドキュメントも [ドキュメント ] ウィンドウに表示されます。
属性を編集する
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編集する属性を選択します。
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[ プロパティ ] ボタンを選択します。
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ダイアログ ボックス内のいずれかのプロパティを編集します。