ブラウザーでブックを使用すると、ブックに直接保存されているデータまたはデータベースやオンライン分析処理 (OLAP) キューブなどの外部データ ソースに保存されているデータが Web ベースのビューアーで表示されます。 使用しているブックに外部データ ソースからのデータが含まれている場合は、データを更新することができます。 この操作により、最後に更新された後に加えられた変更を含む最新バージョンのデータを取得します。
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データの更新について
次の図は、外部データ ソースに接続されているデータを更新する際の基本的なプロセスを示しています。
1. ユーザーが更新操作を開始して、最新のデータを取得します。
2. 更新により、データ ソースに接続します。このデータ ソースは多くの場合、外部データ ソースにアクセスしてデータを取得するために必要なすべての情報を定義する接続ファイルに保存されています。
3.OLAP、SQL Server、OLEDB プロバイダー、ODBC ドライバーなど、さまざまなデータ ソースにアクセスできます。
4.更新により最新のデータがブックに追加されます。
データ更新のための Excel のオプション
ブラウザーで作業している場合は、ブックを外部データ ソースに接続するために必要な情報を定義することはできません。 代わりに、Microsoft Excel 2010 でブックを開き、接続情報と、データの更新方法などのその他の設定を定義する必要があります。 Excel 2010 で設定を構成すると、Microsoft SharePoint Server 2010 にブックを発行するときに、その設定が保持されます。
次の表で、Excel でデータ接続を構成するときに選択可能なデータを更新するためのオプションの簡単な説明を提供します。
更新オプション |
説明 |
開くときに更新する |
ビューアーでブックを開くと、外部データが自動的に更新されます。 |
手動で更新 |
このオプションは、ピボット テーブルにのみ適用されます。 ユーザーは [選択した接続の更新] をクリックして、データを手動で更新します。 |
すべての接続の更新 |
このオプションは、ユーザーが [すべての接続の更新] ボタンをクリックしたときに、ブック内のすべてのデータ接続を更新します。 |
定期的に更新 |
このオプションは、ブックの作成者が指定した時間間隔で自動的にデータを更新します。 |
Excel ブックで外部データ ソースへの接続を定義する方法の詳細については、Microsoft Excel のヘルプで「外部データに接続する (インポートする)」をご覧ください。
外部データ ソースからデータを更新する
ブラウザーでブックのデータを外部データ ソースから更新するには、次の手順を行います。
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更新するデータが含まれるブックを開きます。
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ツールバーで [データ] アイコンをクリックします。
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次のいずれかの操作を行います。
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[すべての接続の更新] を選択して、ブックのすべての接続を更新します。
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[選択した接続の更新] を選択して、ピボット テーブルの特定の接続を更新します。