現象
デスクトップ フローの実行中に、次のエラーが定期的に発生します。
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AgentNotReachable - 要求されたエージェントに到達できません
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応答しないAgent - rpa エージェントが応答しない
原因
これらのエラーは、マシンで実行されている Power Automate サービスが、フローを実行しているユーザー セッションでエージェントと通信できなくなった場合に発生します。 通常、CPU 使用率が高いなどの最適でないマシン パフォーマンスが原因で発生し、サービスとエージェント間の通信が一時的にブロックされる可能性があります。
ソリューション
これらのエラーが定期的に発生している場合は、マシンが 最小要件を満たしていることを確認してください。
それでもこの問題が解決しない場合は、Power Automate サービスがエージェントと通信するために使用するタイムアウトを増やしてみてください。 既定では、この値は 10 秒に設定されます。 これを行うには、次の手順を実行します。
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レジストリを開く: Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Microsoft\Power Automate Desktop\Service
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新しい DWORD (32 ビット) を追加し、AgentPingTimeoutSeconds という名前を付けます。
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値をダブルクリックして設定を変更します。 値を設定する前に、[ Decimal] ラジオ ボタンをクリックしてください。 直接マシン接続を使用している場合 (つまり、マシン ランタイム アプリを使用してマシンをクラウドに接続している場合)、値を 30 に増やしてみてください。 オンプレミス データ ゲートウェイを使用している場合 (推奨されません)、値を 15 に変更します。
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Power Automate サービスを再起動するには、タスク マネージャー (Ctrl- SHIFT- ESC) に移動し、[サービス] タブを選択し、一覧で [UIFlowService] を選択し、右クリックして再起動を選択します。