適用対象
Form オブジェクト |
Report オブジェクト |
フォームまたはレポートの [プロパティ] ウィンドウで [開く時] ボックスの値を設定するか返します。 読み取り/書き込み可能な文字列型です。
expression.OnOpen
expression 必ず指定します。 [適用先] リスト内のいずれかのオブジェクトを返す式。
解説
このプロパティは、イベントが発生したときの Microsoft Office Access 2007 の動作をプログラムで変更する場合に役立ちます。 たとえば、イベントの発生状況に応じて、次のイベントまでの間に式のパラメーターを変更したり、イベント プロシージャから式またはマクロに切り替えたりすることができます。
開くイベントは、フォームが開く、最初のレコードが表示される前に発生します。 レポートの場合、レポートがプレビューされるか印刷される前に発生します。
OnOpen 値は、[ビルダーの選択] ウィンドウ (フォームまたはレポートのプロパティ シートの [開く時] ボックスの横にある [ビルド] ボタンをクリックすると表示される) での設定に応じて、次のいずれかの値になります。
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式ビルダーが選択されている場合、値は "=expression" になります。ここで、expression は、[式ビルダー] ウィンドウで設定した式です。
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マクロ ビルダーが選択されている場合、値はマクロ名になります。
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コード ビルダーが選択されている場合、値は "[Event Procedure]" になります。
[開く時] ボックスが空白の場合、プロパティの値は空の文字列になります。
使用例
次の例では、[発注書] レポートの [イミディエイト] ウィンドウに [OnOpen/開く時] プロパティの値が出力されます。
Debug.Print Reports("Purchase Order").OnOpen