AllowBuiltInToolbars プロパティを使用すれば、ユーザーが Microsoft Office Access 2007 組み込みツール バーを表示できるかどうかを指定できます。 たとえば、AllowBuiltInToolbars プロパティを使用すれば、ユーザーがデータベース アプリケーション内で Access 組み込みツール バーを表示することを禁止できます。
設定
AllowBuiltInToolbars プロパティでは、次の設定が使用されます。
設定 |
説明 |
True (–1) |
組み込みツール バーの表示を許可します。 |
False (0) |
組み込みツール バーの表示を禁止します。 |
このプロパティを設定する最も簡単な方法は、[アクセス オプション] ダイアログ ボックスの [スタートアップ] タブの [組み込みツール バーを許可する] オプションを使用し、[Microsoft Office ボタン]をクリックし、[アクセス オプション] をクリックすることで使用できます。 このプロパティは、 マクロ またはVisual Basic for Applications (VBA) コードを使用して設定することもできます。
マクロまたは Visual Basic for Applications (VBA) コードで AllowBuiltInToolbars プロパティを設定するには、最初に [スタートアップ] ダイアログ ボックスで一度プロパティを設定するか、次の方法でプロパティを作成する必要があります。
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Microsoft Access データベース (.mdb または .accdb) で、CreateProperty メソッドを使用してプロパティを作成し、Database オブジェクトの Properties コレクションに追加できます。
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Microsoft Access プロジェクト (.adp) で、Add メソッドを使用することで、CurrentProject オブジェクトの AccessObjectProperties コレクションに追加できます。
解説
AllowToolbarChanges プロパティが True に設定され、AllowBuiltInToolbars プロパティが True に設定されているときにのみ、ユーザーは組み込みツール バーを変更できます。
AllowBuiltInToolbars プロパティが False に設定されている場合、ShowToolbar アクションを利用して組み込みツール バーを表示することはできません。
このプロパティの設定は、次回アプリケーション データベースを開くときまで有効になりません。