Microsoft Exchange Onlineでは、組織がデータ損失防止 (DLP) ポリシーを構成している場合、次のいずれかの現象が発生する可能性があります。
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電子メール メッセージに機密データを入力すると、次のような DLP ポリシーヒントが表示されます。
ただし、ポリシー ヒントが表示されるまでに遅延が生じる場合があります。
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ポリシー ヒントが表示される前に新しい電子メール メッセージを作成して送信すると、DLP ポリシーに違反している情報を含む配信不能レポート (NDR) が表示されます。
これらの動作はどちらも設計上の動作です。 DLP ポリシー ヒントは、DLP 関数が呼び出された後に表示され、電子メール メッセージの内容が評価されます。
次のいずれかのアクションが実行されると、DLP 関数がすぐに呼び出されます。
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添付ファイルを追加または削除します。
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[保存 ] オプションを選択して、メッセージを手動で保存します。
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既存の下書きを開きます。
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自動保存が実行されます (1 分に 1 回)。
新しい電子メール メッセージに対してこれらのアクションが発生しない場合は、最初にメッセージの本文に情報を追加する必要があります。 その後、DLP 関数が呼び出されてメッセージが評価され、必要に応じてポリシー ヒントが表示されるまでに 1 分以上かかります。