現象
InstallShield またはブートストラップアプリケーションを使用して Microsoft SQL Server をインストールしようとすると、インストールプロセスがフリーズします。注:この問題は、Microsoft SQL Server 2012 Service Pack 2 (SP2) でも発生します。
原因
この問題が発生するのは、SQL Server のセットアップを実行したときに、InstallShield またはブートストラップアプリケーションが一部の Windows インストーラーハンドラーを開いたままであるためです。 そのため、インストールプロセスはフリーズします。
解決方法
この問題は、sql server の累積的な更新プログラム 2 (sql server 2014 SP1の累積更新プログラム 9) for sql server 2014累積更新プログラム 7 (sql server 2012 SP2 ) で最初に修正されました。
SQL Server 用の新しい累積的な更新プログラムには、以前の累積的な更新プログラムに含まれていたすべての修正プログラムとセキュリティの修正が含まれています。 SQL Server の最新の累積的な更新プログラムを表示します。
回避策
この問題を回避するには、InstallShiled またはブートストラップアプリケーション内のセットアッププログラムをラップすることなく、SQL Server のインストールメディアから直接 SQL Server セットアッププログラムを実行します。Sql Server 2014 および SQL Server 2012 SP2 以降のバージョンでは、Windows Installer ハンドルチェックをスキップするため のコマンドラインパラメーターを使用 して、sql Sever セットアッププログラムを実行します。Setup.exe /SkipInstallerRunCheck
状態
マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。
関連情報
この資料に記載されているサードパーティ製品は、マイクロソフトと関連のない他社の製品です。 明示的か黙示的かにかかわらず、これらの製品のパフォーマンスや信頼性についてマイクロソフトはいかなる責任も負わないものとします。