タブ付きドキュメントではなくウィンドウを重ねて表示するように Access が構成されている場合、MinimizeWindow/ウィンドウの最小化マクロ アクションを使って、アクティブなウィンドウを Access ウィンドウの下部の小さなタイトル バーに縮小できます。
注: このマクロ アクションは、Visual Basic エディターのコード ウィンドウには適用できません。 コード ウィンドウを変更する方法については、WindowState プロパティのトピックをご覧ください。
注: Access 2010 より、Minimize/最大化マクロ アクションは MinimizeWindow/ウィンドウの最小化に名前が変更されました。
注: MinimizeWindow/ウィンドウの最小化マクロ アクションは、Access Web アプリでは利用できません。
設定
MinimizeWindow/ウィンドウの最小化マクロ アクションには引数はありません。
解説
このマクロ アクションを使用し、オブジェクトを開いたまま、ウィンドウを画面から消すことができます。 また、このアクションを使用し、ウィンドウを表示せずにオブジェクトを開くことができます。 オブジェクトを表示するには、SelectObject マクロ アクションと共に MaximizeWindow と RestoreWindow のいずれかのマクロ アクションを使用します。 RestoreWindow マクロ アクションを使用すると、最小化されたウィンドウが前のサイズに戻ります。
MinimizeWindow アクションには、ウィンドウの右上隅の [最小化] ボタンまたはウィンドウの [制御] メニューの [最小化] をクリックしたときと同じ効果があります。
ヒント
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最小化するウィンドウがアクティブなウィンドウではないときは、場合によっては、最初に SelectObject/オブジェクトの選択マクロ アクションを使用する必要があります。
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ナビゲーション ウィンドウを非表示にするには、[ナビゲーション ウィンドウで] 引数を [はい] に設定して SelectObject マクロ アクションを使用し、MinimizeWindow マクロ アクションを使用します。 SelectObject マクロ アクションで選択するオブジェクトは、データベースの任意のオブジェクトになります。
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[表示] メニューで [このウィンドウの管理] をクリックし、[非表示] をクリックすると、アクティブなウィンドウが非表示になります。 アイコンに縮小されるのではなく、ウィンドウが見えなくなります。 同じメニューの [再表示] コマンドを使用すると、ウィンドウが再び現れます。 RunMenuCommand マクロ アクションを使用し、マクロからこれらのコマンドのいずれかを実行できます。
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SetValue マクロ アクションを使用し、フォームの Visible プロパティでフォームのウィンドウの表示/非表示を設定することもできます。
Visual Basic for Applications (VBA) モジュールで MinimizeWindow/ウィンドウの最小化マクロ アクションを実行するには、DoCmd オブジェクトの Minimize メソッドを使います。