概要
このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Office の脆弱性を解決します。この脆弱性により、ユーザーが特別な細工のある Office ファイルを開くと、リモートでコードが実行される可能性があります。これらの脆弱性の詳細については、 をご覧ください。
注: このセキュリティ更新プログラムを適用するには、コンピューター上にリリース版の がインストールされている必要があります。
影響を受ける Microsoft Office ソフトウェアのすべてのバージョンの一覧については、マイクロソフト サポート技術情報 をご覧ください。
機能追加および修正
このセキュリティ更新プログラムには、次のセキュリティ以外の問題についての機能追加と修正が含まれています。
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Outlook 2013 または Word 2013 で HTML 版の電子メール メッセージをスクロールすると、Outlook または Word が応答しなくなることがあります。
Microsoft Internal Support Information
BUG #: 3513887 (Office15)
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Word 2013 で、文書内のコードをステップ実行すると (たとえば、[ステップ イン] 機能を使用すると)、Word がクラッシュすることがあります。
Microsoft Internal Support Information
BUG #: 3514175 (Office15)
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Visual Studio Tools for Office (VSTO) ツールを使用して Word 2013 文書内のコードを実行すると、文書内でユーザー選択が失われます。
Microsoft Internal Support Information
BUG #: 3514200 (Office15)
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Office アドインが Word 2013 と通信する際に UI アクションが存在しないと、Word がスリープ状態になり、アドインへの応答を停止することがあります。
Microsoft Internal Support Information
BUG #: 3515923 (Office15)
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文書に東アジア フォントが含まれていると、フォントによっては、引用符が隣接する文字と重なり、判読できなくなることがあります。
Microsoft Internal Support Information
BUG #: 3516092 (Office15)
更新プログラムを入手してインストールする方法
方法 1: Microsoft Update
この更新プログラムは、Microsoft Update から利用可能です。自動更新を有効にすると、この更新プログラムは自動的にダウンロードおよびインストールされます。セキュリティ更新プログラムを自動的に入手する方法の詳細については、この「」記事の「セキュリティ更新プログラムを自動的に入手」セクションを参照してください。
注: Microsoft Office 2013 RT Service Pack 1 用のこの更新プログラムは、Microsoft Update を介してのみ利用可能です。
方法 2: Microsoft ダウンロード センター
Microsoft ダウンロード センターからスタンドアロンの更新プログラム パッケージを取得することができます。ダウンロード ページのインストール手順に従って、更新プログラムをインストールします。
詳細
セキュリティ更新プログラムの展開に関する情報
この更新プログラムの展開に関する情報については、サポート技術情報の記事 を参照してください。
セキュリティ更新プログラムの置き換えに関する情報
このセキュリティ更新プログラムは、以前にリリースされたセキュリティ更新プログラム に置き換わるものです。