現象
次のような状況を考えます。
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Microsoft Exchange Server 2010 環境では、管理役割の割り当てを作成します。
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ロールのタスク実施者には、トランスポート キュー役割を割り当てます。
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組織単位には、役割の割り当てのスコープを定義します。
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ロールのタスク実施者は、保留キューコマンドを使用して、ハブ トランスポート サーバーまたはエッジ トランスポート サーバーの役割の割り当て範囲外にある [キューの処理を停止しようとします。
役割の割り当て先はこのシナリオでは、予期せずに処理キューを停止できます。
原因
この問題は、保留キューコマンドを実行すると、不正なスコープの確認があるために発生します。
解決方法
この問題を解決するには、次の更新プログラムのロールアップをインストールします。
2579150 Exchange Server 2010 Service Pack 1 の更新プログラムのロールアップ 4 について
状態
マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。
詳細情報
役割ベースのアクセス制御の詳細については、次のマイクロソフト web サイトを参照してください。
役割ベースのアクセス制御に関する一般的な情報管理ロールのスコープの詳細については、次のマイクロソフト web サイトを参照してください。
管理ロールのスコープに関する一般的な情報管理役割の割り当ての詳細については、次のマイクロソフト web サイトを参照してください。
役割の割り当てと管理に関する一般的な情報保留キューコマンドの詳細については、次のマイクロソフト web サイトを参照してください。
保留キュー コマンドに関する一般的な情報トランスポート キュー役割の詳細については、次のマイクロソフト web サイトを参照してください。