概要
このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Office の脆弱性を解決します。この脆弱性により、特別に細工された Office ファイルをユーザーが開いた場合にリモートでコードが実行される可能性があります。 これらの脆弱性の詳細については、次のセキュリティ アドバイザリを参照してください。
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Microsoft Common Vulnerabilities and Exposures CVE-2020-16941
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Microsoft Common Vulnerabilities and Exposures CVE-2020-16942
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Microsoft Common Vulnerabilities and Exposures CVE-2020-16944
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Microsoft Common Vulnerabilities and Exposures CVE-2020-16945
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Microsoft Common Vulnerabilities and Exposures CVE-2020-16946
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Microsoft Common Vulnerabilities and Exposures CVE-2020-16948
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Microsoft Common Vulnerabilities and Exposures CVE-2020-16951
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Microsoft Common Vulnerabilities and Exposures CVE-2020-16952
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Microsoft Common Vulnerabilities and Exposures CVE-2020-16953
注: このセキュリティ更新プログラムを適用するには、コンピューター上にリリース版の Microsoft SharePoint Enterprise Server 2016 がインストールされている必要があります。
このパブリック更新プログラムは SharePoint Server 2016 の Feature Pack 2 を提供します。 Feature Pack 2 には次の機能が含まれています。
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SharePoint Framework (SPFx)
このパブリック更新プログラムは、以下の機能を含め、SharePoint Server 2016 Feature Pack 1 に含まれていたすべての機能も提供しています。
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管理操作ログ
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MinRole の強化
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SharePoint カスタム タイル
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ハイブリッド分類
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SharePoint オンプレミス用 OneDrive API
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OneDrive for Business のモダン ユーザー エクスペリエンス (ソフトウェア アシュアランス ユーザーが利用可能)
OneDrive for Business のモダン ユーザー エクスペリエンスを使用するには、このエクスペリエンスを有効にする時点でソフトウェア アシュアランス契約が有効である必要があります。契約を有効にするには、パブリック更新プログラムをインストールするか、手動で有効にします。 OneDrive for Business を有効にする時点でソフトウェア アシュアランス契約が有効ではない場合は、OneDrive for Business のモダン ユーザー エクスペリエンスをオフにする必要があります。
詳細については、次の Microsoft Docs の記事を参照してください。
機能追加および修正
このセキュリティ更新プログラムには、SharePoint Server 2016 の次のセキュリティ以外の問題についての機能追加と修正が含まれています。
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User Profile Service 同期接続リストから [接続フィルターの編集] メニュー項目を削除します。
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KB 4484506 のインストール後に発生する次の問題を修正します。
[サイト設定] の [検索設定] セクションから [結果ソース]、[クエリ ルール]、[検索結果ソース]、または [検索クエリ ルール] ページにアクセスしようとすると、エラーが発生します。 -
管理されたメタデータ ナビゲーション ツリーでフィルターを適用したときに発生する例外を修正します。
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ファイルの無効な SharedWithUsers プロパティが原因でファイルのアップロードが失敗することがある問題を修正します。
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通貨の英語のワード ブレーカーに関するシナリオを修正しました。 これにより、通貨の "$123.45" に含まれる "123.45" などの数値を検索できるようになります。
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Application Management Service データベースを SharePoint Server 2016 から SharePoint Server 2019 に接続してアップグレードすると、アップグレードが失敗する問題を修正します。
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[ID] 列の値が上限に達した場合にドキュメントをアップロードできない問題を修正します。
注: この問題を完全に解決するには、この更新プログラムと共に KB 4486681 をインストールする必要があります。 -
MinRole ファーム内で分散キャッシュを使用する Web フロント エンド (WFE) として構成されたサーバーにサーバーの全体管理がインストールされている場合、ユーザーがバックアップを実行できない問題を修正します。
このセキュリティ更新プログラムを適用すると、Project Server 2016 の次の問題が修正されます。
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承認ページを開くとき、またはタイムシートを送信するときに非常に時間がかかります。
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プロジェクトを開くと、100% 完了している [固定期間] タスクの [完了率] の値が小さい値に変わることがあります。
この更新プログラムの既知の問題
問題
100 MB を超えるファイルをドキュメント ライブラリにアップロードすると、エラーが発生することがあります。
解決方法
この問題を解決するには、KB 4486753 をインストールします。
更新プログラムの入手方法およびインストール方法
方法 1: Microsoft Update
この更新プログラムは、Microsoft Update から利用可能です。 自動更新を有効にすると、この更新プログラムは自動的にダウンロードおよびインストールされます。 セキュリティ更新プログラムを自動的に入手する方法の詳細については、「Windows Update: FAQ」を参照してください。
方法 2: Microsoft Update カタログ
この更新プログラムのスタンドアロン パッケージを入手するには、Microsoft Update カタログ Web サイトを参照してください。
方法 3: Microsoft ダウンロード センター
Microsoft ダウンロード センターからスタンドアロンの更新プログラム パッケージを取得できます。 ダウンロード ページのインストール手順に従って、更新プログラムをインストールします。
詳細情報
セキュリティ更新プログラムの展開に関する情報
この更新プログラムの展開に関する情報については、「セキュリティ更新プログラムの展開に関する情報: 2020 年 10 月 14 日」を参照してください。
セキュリティ更新プログラムの置き換えに関する情報
このセキュリティ更新プログラムは、以前にリリースされたセキュリティ更新プログラム 4484506 に置き換わるものです。
ファイル ハッシュ情報
ファイル名 |
SHA1 ハッシュ |
SHA256 ハッシュ |
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sts2016-kb4486677-fullfile-x64-glb.exe |
488AE358249037E9827D4E962999172B5E967A9A |
46141F2D4063A554A10792C7CAA83A305E53505FC77C35C99881CCC9767AB851 |
ファイル情報
セキュリティ更新プログラム (4486677) に含まれるファイルの一覧をダウンロードしてください。
保護とセキュリティに関する情報
オンライン環境で身を守る: Windows セキュリティ サポート
サイバー脅威を防ぐ方法の詳細: マイクロソフト セキュリティ