現象
作業フォルダーで Windows 10 のファイルを同期すると、次のエラー メッセージが表示されます。
クラウド操作が無効です。
(0x8007017C)
このエラーは、次の条件を満たした場合に発生します。
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2020 年 12 月 8 日 - KB4592449 (OS ビルド 18362.1256 および 18363.1256)の更新プログラムがインストールされます。
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オンデマンド ファイル アクセス機能が 有効になっています。
通常、この問題は、新しいデバイスで作業フォルダーが設定されている場合、または複数のデバイスで構成されている場合に発生します。
原因
2020 年 12 月 8 日 - KB4592449 (OS ビルド 18362.1256 および 18363.1256) の更新プログラムには、作業フォルダーがサーバー間でファイルを同期できなかった原因となるアプリケーション プログラミング インターフェイス (API) の変更が含まれています。
解決方法
この問題を解決するには、次のいずれかの更新プログラムをインストールします。
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Windows 10、バージョン 1809: 2021 年 2 月 16 日-KB4601383 (OS ビルド 17763.1790) Preview
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Windows 10、バージョン 1909: 2021 年 2 月 16 日-KB4601380 (OS ビルド 18363.1411) Preview
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Windows 10、バージョン 2004、または 20H2: 2021 年 2 月 24 日 -KB4601382 (OS ビルド 19041.844 および 19042.844) Preview
回避策
この問題を回避するには、次のいずれかの方法を使用して、オンデマンド ファイル アクセス機能を無効にします。
方法 1: 作業フォルダーのコントロール パネルのアプレットを使用して、オンデマンド のファイル アクセス機能を無効にする
続行する方法は次の通りです。
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[コントロール パネル] を開きます。
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[システムとセキュリティ] の [>フォルダー] を選択します。
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[オンデマンド ファイル アクセスを有効にする] チェック ボックスをオフ にします。
注:
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デバイスのディスク領域が十分な空き容量を確認します。 機能が無効になっている場合、すべてのユーザーのファイルは、作業フォルダー サーバーからデバイスにダウンロードされます。
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新しいデバイスで問題が発生した場合は、サーバーからデバイスへの同期が完了した後に、機能を再び有効にできます。
方法 2: グループ ポリシー設定を使用してオンデマンド ファイル アクセス機能を無効にする
続行する方法は次の通りです。
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グループ ポリシー管理コンソールを開きます。
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[作業フォルダー] >指定>Windowsコンポーネント>管理用テンプレート>を選択します。
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オンデマンド ファイル のアクセス設定を [無効] に 変更します。