現象
次のような状況を想定します。
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Windows 7 を実行しているコンピューターに DVD-RW ディスクを挿入するとします。
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ライブ ファイル システム (LFS) 形式でディスクをフォーマットするとします。
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ウィザードが完了したら、ディスクに対してデータの書き込みと削除を繰り返します。
このシナリオでは、ディスクへの書き込みはランダムに失敗し、"アクセスが拒否されました" というエラー メッセージが表示されます。書き込みが失敗すると、連続するすべての書き込みも失敗します。
原因
この問題は、ユニバーサル ディスク ファイル システム (UDFS) ドライバーの競合状態が原因で発生します。バックグラウンド形式プロセスの完了中に書き込みが発生した場合、書き込みは失敗します。このエラーにより、UDFS は DVD を破損し、読み取り専用としてマークします。したがって、この後のすべての書き込み操作は失敗します。
解決方法
ディスクに既に書き込まれたファイルは、問題なく読み取ることができます。DVD-RW ディスクに再度書き込むには、ディスクを再フォーマットします。
状態
マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。