はじめに
この資料では、Microsoft Windows Vista を実行しているコンピュータ上でダイヤルアップ接続または VPN 接続を行う際に、表示される可能性があるエラー コードを示します。
詳細
ダイヤルアップ接続または VPN 接続を行う際に表示される可能性があるエラー コードを以下に示します。
600
操作保留中です。
601
無効なポート ハンドルが検出されました。
602
指定したポートは既に開かれています。
603
呼び出し側のバッファが小さすぎます。
604
正しくない情報が指定されました。
606
指定したポートは接続されていません。
608
指定したデバイスはありません。
609
指定したデバイスの種類はありません。
610
無効なバッファが指定されました。
612
指定したルートは割り当てられていません。
615
指定したポートが見つかりませんでした。
616
非同期要求が保留中です。
617
モデム (またはほかの接続デバイス) は既に切断されています。
618
指定したポートは開かれていません。
619
指定したポートは接続されていません。
621
電話帳ファイルを開くことができませんでした。
622
電話帳ファイルを読み込むことができませんでした。
623
この接続のための電話帳エントリが見つかりませんでした。
624
電話帳ファイルを更新できませんでした。
625
電話帳ファイルの中に無効な情報が見つかりました。
627
キーが見つかりませんでした。
628
この接続は切断されました。
629
この接続はリモート コンピュータによって切断されました。
630
ハードウェア障害のために、モデム (またはほかの接続デバイス) は切断されました。
631
モデム (またはほかの接続デバイス) はユーザーによって切断されました。
632
構造体のサイズが間違っています。
633
モデム (またはほかの接続デバイス) は既に使用中か、正しく構成されていません。
注 : 英語版のエラー メッセージには、"dial out" が "dialout" になっているスペルミスがあります。
635
不明なエラーが発生しました。
636
ポートに違うデバイスが装着されています。
638
要求はタイムアウトしました。
645
内部認証エラーが発生しました。
646
このアカウントは、この時間帯にログオンすることを許可されていません。
647
このアカウントは使用できません。
648
このアカウントのパスワードの有効期限が切れています。
649
このアカウントにはダイヤルインのためのアクセス許可がありません。
651
モデム (またはほかの接続デバイス) からエラーが返されました。
652
モデム (またはほかの接続デバイス) からの応答を認識できませんでした。
653
モデム (またはほかの接続デバイス) によって要求されたマクロはデバイス .INF ファイルで見つかりませんでした。
654
デバイス .INF ファイル内のコマンドまたは応答は未定義のマクロを参照しています。
655
デバイス .INF ファイル内で <message> マクロが見つかりませんでした。
656
デバイス .INF ファイルの <defaultoff> マクロは未定義のマクロを含んでいます。
657
デバイス .INF ファイルを開くことができませんでした。
658
デバイス .INF またはメディア .INI ファイル内のデバイス名が長すぎます。
659
メディア .INI ファイルは、不明なデバイス名を参照しています。
660
デバイス .INF ファイルにはそのコマンドに対する応答がありません。
661
デバイス .INF ファイル内にコマンドがありません。
662
デバイス .INF ファイルに一覧されていないマクロを設定しようとしました。
663
メディア .INI ファイルは、不明なデバイスの種類を参照しています。
664
このシステムでメモリが不足しています。
665
モデム (またはほかの接続デバイス) が正しく構成されていません。
666
モデム (またはほかの接続デバイス) が機能していません。
667
メディア .INI ファイルを読み取ることができません。
668
接続を終了しました。
669
メディア .INI ファイル内の使用法パラメータが無効です。
670
メディア .INI ファイルからセクション名を読み取ることができませんでした。
671
メディア .INI ファイルからデバイスの種類を読み取ることができませんでした。
672
メディア .INI ファイルからデバイス名を読み取ることができませんでした。
673
メディア .INI ファイルから使用法を読み取ることができませんでした。
676
電話回線はビジーです。
677
モデム (またはほかの接続デバイス) でなく人が応答しました。
678
リモート コンピュータが応答しませんでした。
679
キャリアを検出できませんでした。
680
発信音がありませんでした。
691
ユーザー名またはパスワード、あるいはその両方が無効なため、このドメインにアクセスできませんでした。
692
モデム (またはほかの接続デバイス) でハードウェア障害が発生しました。
693
ERROR NOT BINARY MACRO
694
ERROR DCB NOT FOUND
695
State Machine は開始されていません。
696
State Machine は既に開始されています。
697
応答のループを完了しませんでした。
698
デバイスの .INF ファイルの応答キー名の形式が違います。
699
モデム (またはほかの接続デバイス) の応答によりバッファ オーバーフローが発生しました。
700
デバイス .INF ファイルの展開後のコマンドが長すぎます。
701
モデムは COM ドライバによってサポートされていない接続速度に変わりました。
702
デバイスから予期しない応答を受信しました。
703
接続を正しく完了するにはユーザーからの情報入力が必要ですが、このアプリケーションではユーザーによる操作が許可されていません。
704
コールバック番号が無効です。
705
承認状態が無効です。
707
X.25 プロトコルに関するエラーが発生しました。
708
アカウントの有効期限が切れています。
709
ドメインのパスワードを変更するときにエラーが発生しました。パスワードが短いか、または以前に使用していたパスワードを指定した可能性があります。
710
モデムを使用して通信中にシリアル オーバーラン エラーが発生しました。
711
このコンピュータの構成エラーのために、接続できません。
713
利用できる ISDN 回線がありません。
716
リモート アクセス サービス IP の構成を使用できません。
717
リモート アクセス サービス IP アドレスの静的プールに利用できる IP アドレスがありません。
718
リモート コンピュータが時間内に応答しなかったため、接続は切断しました。
720
リモート コンピュータへの接続が確立できませんでした。この接続用にネットワークの設定を変更しなければいけない可能性があります。
721
リモート コンピュータが応答しませんでした。
722
リモート コンピュータから無効なデータを受信しました。このデータは無視されました。
723
接頭番号と接尾番号を含めた電話番号が長すぎます。
726
PX プロトコルは、複数のモデムまたはほかの接続デバイスで同時にダイヤルアウトするために使用できません。
728
IP アダプタが見つかりません。
729
IP プロトコルがインストールされていないため、SLIP は使用できません。
730
コンピュータの登録が完了していません。
731
プロトコルが構成されていません。
732
このコンピュータとリモート コンピュータで PPP 制御プロトコルに同意できません。
733
リモート コンピュータへの接続を完了できませんでした。コンピュータのプロトコルを調整しなければいけない可能性があります。
734
PPP リンク制御プロトコルを終了しました。
735
サーバーは要求したアドレスを拒否しました。
736
リモート コンピュータは制御プロトコルを終了しました。
737
ループバックを検出しました。
738
サーバーはアドレスを割り当てませんでした。
739
リモート サーバーが要求する認証プロトコルは、保存されたパスワードを使用できません。パスワードを明示的に入力してリダイヤルしてください。
740
ネットワーク接続用に構成されている TAPI デバイスの初期化に失敗したか、またはそのデバイスが正常にインストールされていません。
741
ローカル コンピュータでは、要求されたデータの暗号化の種類はサポートされません。
742
リモート コンピュータでは、要求されたデータの暗号化の種類はサポートされません。
749
ERROR_BAD_PHONE_NUMBER
752
スクリプトの処理中に構文エラーを検出しました。
753
この接続はマルチプロトコル ルーターで作成されているため、切断できませんでした。
754
マルチリンク バンドルが見つかりませんでした。
755
この接続にはカスタム ダイヤラが指定されているので、自動ダイヤルを実行できません。
756
この接続は既にダイヤルされています。
757
リモート アクセス サービスを自動的に開始できませんでした。詳細についてはイベント ログを参照してください。
764
スマート カード読み取り装置がインストールされていません。
765
インターネット接続の共有を有効にできません。LAN 接続は、IP アドレスの自動指定で必要な IP アドレスを使って既に構成されています。
766
証明書が見つかりませんでした。IPSec 上で L2TP プロトコルを使う接続では、コンピュータ証明書をインストールする必要があります。
767
インターネット接続の共有を有効にできません。プライベート ネットワークとして選択した LAN 接続で、IP アドレスが 2 つ以上構成されています。インターネット接続の共有を有効にする前に、単一の IP アドレスで LAN 接続を構成し直してください。
768
データを暗号化できなかったため、接続できませんでした。
769
指定した宛先に到達できません。
770
接続しようとしましたが、リモート コンピュータによって拒否されました。
771
ネットワークがビジー状態であるため、接続できませんでした。
772
リモート コンピュータのネットワーク ハードウェアは、要求した種類の呼び出しと互換性がありません。
773
宛先の番号が変更されたため、接続できませんでした。
774
一時的な障害のため接続できませんでした。もう一度接続してください。
775
この呼び出しはリモート コンピュータにブロックされました。
776
リモート コンピュータで「応答しない」機能が開始されたため、この呼び出しを接続できませんでした。
777
リモート コンピュータのモデム (またはほかの接続デバイス) が壊れているため、接続できませんでした。
778
サーバーを識別できませんでした。
780
実行しようとしたファンクションはこの接続では無効です。
782
ルーティングとリモート アクセスがこのコンピュータで有効になっているため、インターネット接続の共有 (ICS) やインターネット接続ファイアウォール (ICF) を有効にすることはできません。ICS または ICF を有効にするには、まずルーティングとリモート アクセスを無効にしてください。ルーティングとリモート アクセス、ICS、ICF についての情報は、ヘルプとサポート センターを参照してください。
783
インターネット接続の共有 (ICS) を有効にできません。プライベート ネットワークとして選択された LAN 接続は存在しないか、ネットワークから切断されています。インターネット接続の共有を有効にする前に LAN アダプタが接続されていることを確認してください。
784
この接続はスマート カードと違うユーザー名を使うように構成されているため、ログオン時のダイヤルに使用できません。ログオン時にこの接続を使う場合は、スマート カードのユーザー名を使うように構成する必要があります。
785
この接続はスマート カードを使うように構成されていないため、ログオン時のダイヤルに使用できません。ログオン時にこの接続を使う場合は、スマート カードを使うようにこの接続のプロパティを編集する必要があります。
786
このコンピュータには、セキュリティの認証に必要なコンピュータ証明書がないため、L2TP 接続に失敗しました。
787
セキュリティ層でリモート コンピュータを認証できなかったため、L2TP 接続に失敗しました。
788
セキュリティ層でリモート コンピュータと互換性のあるパラメータをネゴシエートできなかったため、L2TP 接続に失敗しました。
789
リモート コンピュータと最初にネゴシエートするときに、セキュリティ層で処理エラーが検出されたため、L2TP 接続に失敗しました。
790
リモート コンピュータの証明書を検証できなかったため、L2TP 接続に失敗しました。
791
この接続のセキュリティ ポリシーが見つからなかったため、L2TP 接続に失敗しました。
792
セキュリティ ネゴシエーションがタイムアウトしたため、L2TP 接続に失敗しました。
793
セキュリティをネゴシエートするときにエラーが発生したため、L2TP 接続に失敗しました。
794
このユーザーの Framed Protocol RADIUS 属性は PPP ではありません。
795
このユーザーの Tunnel Type RADIUS 属性は間違っています。
796
このユーザーの Service Type RADIUS 属性は Framed または Callback Framed のいずれでもありません。
797
モデムが見つからないか、またはモデムがビジー状態であったため、リモート コンピュータへの接続を確立できませんでした。詳しい説明については、[詳細] をクリックするか、ヘルプとサポート センターでこのエラー番号を検索してください。
798
この拡張認証プロトコルで使用できる証明書が見つかりませんでした。
799
ネットワークの IP アドレスの競合のためにインターネット接続の共有 (ICS) を有効にできません。ICS は、ホストが 192.168.0.1 を使用するように構成されていることを要求します。ネットワークののクライアントが 192.168.0.1 を使用するように構成されていないか確認してください。
800
VPN 接続を確立できません。VPN サーバーに到達できない、またはセキュリティ パラメータがこの接続に対して正しく構成されていない可能性があります。
801
アクセス サーバーの ID を検証するためにこの接続が構成されていますが、Windows はサーバーが送信したデジタル証明書を確認できません。
802
提供されたカードは認識されませんでした。カードが正しく挿入されていて、しっかりはめ込んであることを確認してください。
803
セッション cookie に格納されている PEAP 構成が、現在のセッションの構成と一致しません。
804
セッション cookie に格納されている PEAP ID が、現在の ID と一致しません。
805
ログオン ユーザーの資格情報を使うように構成されているため、ログオン時にこの接続を使ってダイヤルすることはできません。
806
コンピュータと VPN サーバーの VPN 接続を完了できません。この失敗の最も一般的な原因は、コンピュータと VPN サーバー間で少なくとも 1 つのインターネット デバイス (ファイアウォール、ルーターなど) が Generic Routing Encapsulation (GRE) プロトコルのパケットを許可するように構成されていないことです。この問題が継続する場合は、ネットワーク管理者またはインターネット サービス プロバイダに問い合わせてください。
807
コンピュータと VPN サーバー間のネットワーク接続が中断されました。これは VPN 転送の問題により発生したと考えられます。通常インターネットの遅延または単に VPN サーバーの容量が限界に達した結果生じます。VPN サーバーに再接続してください。この問題が継続する場合は、VPN 管理者に問い合わせて、ネットワーク接続の品質を分析してください。
808
リモート サーバーが接続を拒否したため、使用するコンピュータと VPN サーバー間のネットワーク接続を確立できませんでした。これは通常、サーバーの構成と接続設定との不一致が原因で生じます。リモート サーバーの管理者に問い合わせて、サーバーの構成と接続設定を確認してください。
809
リモート サーバーが応答しないため、使用するコンピュータと VPN サーバー間のネットワーク接続を確立できませんでした。これは使用するコンピュータとリモート サーバー間のネットワーク デバイス (ファイアウォール、NAT、ルーターなど) の 1 つが VPN 接続を許可するように構成されていないことが原因だと考えられます。管理者またはサービス プロバイダに問い合わせて、どのデバイスが問題を引き起こしているのかを判定してください。
810
コンピュータと VPN サーバー間のネットワーク接続を開始しましたが、VPN 接続は完了しませんでした。これは通常、クライアントとサーバー間の認証に、誤った証明書または期限切れの証明書を使用することで生じます。管理者に問い合わせて、認証に使用される証明書が有効であることを確認してください。
811
リモート サーバーが応答しないため、コンピュータと VPN サーバー間のネットワーク接続を確立できませんでした。これは通常、クライアントとサーバー間の事前共有キーの問題により生じます。事前共有キーは IP セキュリティ (IPSec) の通信サイクルにおいて発信元の身元を保証するために使用されます。管理者に問い合わせて、事前共有キーのどの部分に問題が生じているのかを判定してください。
812
RAS/VPN サーバーに構成されたポリシーにより、接続できませんでした。特に、サーバーでユーザー名とパスワードの検証に使用された認証方法が、接続プロファイルで構成された認証方法と一致しない可能性があります。RAS サーバーの管理者に問い合わせて、このエラーを報告してください。
813
同じデバイスまたはポートを使って既にブロードバンド接続を確立しているにもかかわらず、2 番目のブロードバンド接続を確立しようとしました。これまでの接続を切断して、接続を再確立してください。
814
ブロードバンド接続に必要な基本イーサネット接続が見つかりませんでした。[ネットワーク接続] フォルダ経由でコンピュータにイーサネット アダプタをインストールし、有効にしてから、この接続を試みてください。
815
リモート サーバーが応答していないため、コンピュータでブロードバンド ネットワーク接続を確立できませんでした。これは、この接続の "サービス名" フィールドが無効な値になっていることが原因だと考えられます。インターネット サービス プロバイダにこのフィールドの正しい値を問い合わせて、[接続のプロパティ] の値を更新してください。
816
有効にしようとした機能または設定は、リモート アクセス サービスではサポートされていません。
817
接続中に接続を削除することはできません。
818
ネットワーク アクセス保護 (NAP) の実施クライアントは、リモート アクセス接続のためのシステム リソースを作成できませんでした。ネットワーク サービスまたはリソースの一部が利用できない可能性があります。この問題が継続する場合は、リモート アクセス接続を切断して再試行するか、リモート アクセス サーバーの管理者に問い合わせてください。
819
ネットワーク アクセス保護エージェント (NAPAgent) サービスは、このコンピュータで無効になっているか、インストールされていません。ネットワーク サービスまたはリソースの一部が利用できない可能性があります。この問題が継続する場合は、リモート アクセス接続を切断して再試行するか、リモート アクセス サーバーの管理者に問い合わせてください。
820
ネットワーク アクセス保護 (NAP) 実施クライアントは、ネットワーク アクセス保護エージェント (NAPAgent) サービスに登録できませんでした。ネットワーク サービスまたはリソースの一部が利用できない可能性があります。この問題が継続する場合は、リモート アクセス接続を切断して再試行するか、リモート アクセス サーバーの管理者に問い合わせてください。
821
リモート アクセス接続が存在しないため、ネットワーク アクセス保護 (NAP) 実施クライアントは、要求を処理できませんでした。リモート アクセス接続を再試行してください。この問題が継続する場合は、インターネットに接続できることを確認してから、リモート アクセス サーバーの管理者に問い合わせてください。
822
ネットワーク アクセス保護 (NAP) 実施クライアントは応答しませんでした。ネットワーク サービスまたはリソースの一部が利用できない可能性があります。この問題が継続する場合は、リモート アクセス接続を切断して再試行するか、リモート アクセス サーバーの管理者に問い合わせてください。
823
受信した Crypto-Binding TLV は無効です。
824
Crypto-Binding TLV が受信されません。
825
Point-to-Point トンネリング プロトコル (PPTP) は IPv6 と互換性がありません。仮想プライベート ネットワークの種類をレイヤ 2 トンネリング プロトコル (L2TP) に変更してください。
注 : 英語版のエラー メッセージには、"Tunneling" が "Tunnelling" になっているスペルミスがあります。
826
キャッシュされた資格情報の EAPTLS 検証に失敗しました。キャッシュされた資格情報を破棄してください。
827
IKE と AuthIP IPSec キー モジュール サービスおよびベース フィルタ エンジン サービス、またはそのいずれかが実行されていないため、L2TP/IPsec 接続は完了できません。L2TP/IPSec 接続を確立するには、これらのサービスが必要です。接続をダイヤルする前に、これらのサービスが開始されていることを確認してください。
注 : 英語版のエラー メッセージには、"dialing" が "dialling" になっているスペルミスがあります。