現象
Microsoft .NET Framework 3.5 用のセキュリティ更新プログラム 2966827 または 2966828 (マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-046 に記載されています) をインストールした後に、[Windows の機能] でオプションの Microsoft .NET Framework 3.5 の機能を初めて有効にしようとしたときに、機能がインストールされません。Microsoft .NET Framework 3.5 の機能を追加する前にインストールを "段階的に実行" した場合にこのエラーが発生することがあります。
この問題が発生した場合、次のいずれかのようなエラー メッセージが表示されることがあります。
エラー コード |
エラー メッセージ |
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0x800F0906 |
ソース ファイルをダウンロードできませんでした。 |
0x800F081F |
ソース ファイルが見つかりませんでした。 |
原因
この問題は、マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-046 の .NET Framework 3.5 用のセキュリティ更新プログラム 2966827 および 2966828 に必要なメタデータが、Microsoft .NET Framework 3.5 の機能がシステム上で有効になっているときにのみシステムに追加されるために発生します。
状況
マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。 この問題は、更新プログラム 3005628 によって解決されています。お客様の状況によっては、次のセクションに記載している回避策で問題を取り除くことができます。
回避策
この問題を解決するには、更新プログラム 3005628 をインストールします。この問題を回避するには、状況に応じて次のいずれかの回避策を使用します。
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セキュリティ更新プログラム 2966827 または 2966828 をインストールする前に Microsoft .NET Framework 3.5 の機能を有効にします。Windows の機能を有効化または無効化する方法の詳細については、次のマイクロソフト Web ページを参照してください。
Windows の機能を有効化または無効化する展開イメージのサービスと管理 (DISM) またはサポートされている任意の管理更新システムを使用して Microsoft .NET Framework 3.5 の機能を追加することもできます。DISM を使用して .NET Framework 3.5 を展開する方法の詳細については、次のマイクロソフト Web ページを参照してください。
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セキュリティ更新プログラム 2966827 または 2966828 がシステムに既にインストールされている場合は、更新プログラムを一時的にアンインストールし、.NET Framework 3.5 を有効にしてからセキュリティ更新プログラムを再インストールします。
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Windows Server Update Services (WSUS)、Microsoft Intune、または System Center Configuration Manager の環境でこの動作が発生する場合は、次のドキュメントを参照してください。
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サポートされる修復機能構成環境を構築するには:http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/jj127275.aspx
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Windows の修復ソースを構成するには: http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh825020.aspx
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詳細
この資料の情報は、次の製品にも適用されます。
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Microsoft .NET Framework 3.5