参加者向けの Microsoft Lync 2010 オプションおよびコンテンツ管理機能を使用すると、会議に集中して生産性を高めることができます。
重要: 会議の開催者または主発表者以外の参加者は、これらのオプションの多くが、他の参加者が会議で視聴し、実行できる内容に影響することに注意してください。発表者が決定することをお勧めします。
目的に合ったトピックをクリックしてください。
会議をレコーディングする
会議をレコーディングするには、次の操作を行います。
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会話ウィンドウで、[詳細オプション] ボタン をクリックし、[レコーディングの開始] をクリックします。
詳細については、「レコーディングと再生」を参照してください。
参加者を管理する
会議のほとんどの管理タスクは、参加者リストで 1 人以上の参加者を右クリックするか、または [人のオプション] メニュー を使用して実行できます。
参加者リストの表示/非表示を切り替える
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会話ウィンドウで、[人のオプション] メニューをクリックし、[参加者リストを表示] をクリックします。
会議中は、参加者や話者を確認し、聞き取りや共有にトラブルが発生している参加者を特定するために、参加者リストをビューに表示しておくことをお勧めします。ただし、インスタント メッセージ (IM) の長い対話を表示する場合などは、参加者リストを非表示にする必要があります。
参加者のミュート/ミュート解除を切り替える
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次のいずれかの操作を行います。
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1 人以上の参加者の音声を管理するには、参加者リストで名前を右クリックし、[ミュート] または [ミュート解除] をクリックします。
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会議の参加者全員のミュートまたはミュート解除を行うには、[人のオプション] メニューをクリックし、[聴衆をミュートにする] をクリックします。
ヒント: このオプションは、大きな会議でミュートされていない多くの参加者によって音声が聞き取りにくくなった場合に使用してください。
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会議中に発表者または出席者の特権を変更する
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次のいずれかの操作を行います。
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参加者リストで 1 人以上の参加者を右クリックし、必要に応じて [発表者にする] または [参加者にする] をクリックします。
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[人のオプション] メニューをクリックし、[全員を参加者にする] をクリックします。
ヒント: このオプションは、発表者が多いために会議の流れが混乱しているときに選択します。
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ロビーの人々のアクセスを承認または拒否する
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参加者リストで、次のいずれかの操作を行います。
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[ロビー] で [すべて承認] または [すべて拒否] をクリックします。
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必要に応じて、それぞれの名前の横にある [承認] または [拒否] をクリックします。
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1 人以上の参加者との個別の対話を開始する
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参加者リストで 1 人以上の参加者を選択し、選択した名前を右クリックし、必要な連絡先オプションをクリックします。
会議に他のユーザーを招待する
Lync 2010 を使用して他のユーザーを招待するには、次のいずれかの操作を行います。
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(オプション) 招待するユーザーのアクセスまたは発表者オプションを変更する場合は、会話ウィンドウで [参加情報と会議オプション] リンクの [会議オプション] をクリックし、必要に応じて会議オプションを変更します。詳細については、「会議中の会議オプションの変更」を参照してください。
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会話ウィンドウで [人のオプション] メニューをクリックし、[名前または電話番号で招待] をクリックします。
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必要に応じて電話番号を入力するか、1 つ以上の既存の連絡先を選択するか、または連絡先を検索します。
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[OK] をクリックすると、招待したユーザーは会議への参加を依頼する通知を受け取ります。
電子メールを送信して他のユーザーを招待するには、次のいずれかの操作を行います。
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会議ウィンドウで、[人のオプション] メニューをクリックし、[電子メールで招待] をクリックします。
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(オプション) 招待するユーザーのアクセスまたは発表者のオプションを変更する場合は、会議招待状で [会議オプション] をクリックします。詳細については、「会議または電話会議のオプションの設定」を参照してください。
会議コンテンツを使用する
Lync では、会議コンテンツは参加者リストの右にあるステージという領域に表示されます。プレゼンテーションを行っている場合は、この領域の Microsoft PowerPoint プレゼンテーション、ホワイトボード、および会議の投票を使用できます。プログラムまたはデスクトップを共有すると、会議の参加者全員がステージで共有されている内容を参照できます。
ステージの表示/非表示を切り替える
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会話ウィンドウで [共有] をクリックして、[ステージを表示] をクリックします。
会議の前にコンテンツをアップロードまたは準備する
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会議の前に、Microsoft Outlook の [予定表] で、予約した会議の招待状を開き、[オンライン ミーティングに参加する] をクリックします。
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会話ウィンドウで、次のいずれかの操作を行います。
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[共有] メニューをクリックして PowerPoint プレゼンテーションをアップロードし、ホワイトボードを追加し、新しい投票を作成します。
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[添付ファイルの追加または表示] ボタン をクリックして、ファイルをアップロードします。
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詳細については、この後の「プレゼンテーション用の PowerPoint ファイルをアップロードする」または「参加者が表示して保存する添付ファイルをアップロードする」を参照してください。
アップロード済みの会議コンテンツを表示する
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会話ウィンドウで [共有] をクリックし、[最近使ったコンテンツ] をポイントし、表示するコンテンツをクリックします。
プログラムまたはデスクトップを共有する
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会話ウィンドウで [共有] をクリックし、[デスクトップ] または [プログラム] をクリックします。詳細については、「デスクトップとプログラムの共有」を参照してください。
プレゼンテーション用の PowerPoint ファイルをアップロードする
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会話ウィンドウで [共有] をクリックし、[PowerPoint のプレゼンテーション] をクリックします。
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追加するファイルを選択し、[アップロード] をクリックします。
参加者用が表示して保存する添付ファイルをアップロードする
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会話ウィンドウで [添付ファイルの追加または表示] をクリックします。
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[添付ファイル] ダイアログ ボックスで [添付ファイルの追加] をクリックします。
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追加するファイルを選択して、[アップロード] をクリックします。
PowerPoint プレゼンテーションまたはホワイトボードにコメントする
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ステージの左下隅にあるコメント ツールバーで、使用するコメント ツールをクリックします。
会議のすべての参加者は、次のようにしてホワイトボードまたは PowerPoint スライドにコメントできます。
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各自の名前のラベルが付いた色付きのドットである [レーザー ポインター] を使用する
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線または図形を挿入する
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テキストを追加する
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[ペン] を使用して描画または蛍光表示する
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矢印、チェック印、または X 印を追加する
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グラフィックス ファイルを挿入する
コメント ツールの詳細については、「ホワイトボードによる共同作業」を参照してください。
注: コメント ツールは、ステージに表示されているコンテンツのみに使用できます。デスクトップまたはプログラムを共有している場合、他の参加者は共有しているコンテンツを変更する前にアクセス許可を要求する必要があります。
会議にホワイトボードまたは投票を追加する
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会話ウィンドウで [共有] をクリックし、[新しいホワイトボード] または [新しい投票] をクリックします。
詳細については、「ホワイトボードによる共同作業」と「投票を行う」を参照してください。
コンテンツのアクセス許可を変更する
既定では、発表者だけが PowerPoint プレゼンテーションにコメントを付けることができます。また、表示されている PowerPoint スライドを自分のペースで移動したり、[コンテンツの一覧表示] の別の項目に切り替えたりすることもできます。すべての参加者が添付ファイルを表示して保存できます。これらの既定の設定は、以下の手順に従って変更します。
PowerPoint プレゼンテーションにコメントを付けることができる参加者を変更する
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会話ウィンドウで [参加情報と会議オプション] リンクをクリックします。
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[参加情報と会議オプション] ダイアログ ボックスで、[会議オプション] をクリックします。
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[オンライン会議オプション] ダイアログ ボックスの [特権] で、[プレゼンテーションにコメントする] を [発表者のみ] または [なし] に変更します。
会議コンテンツをプライベートで表示できるユーザーを制御する
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会話ウィンドウで [参加情報と会議オプション] リンクをクリックします。
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[参加情報と会議オプション] ダイアログ ボックスで、[会議オプション] をクリックします。
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[オンライン会議オプション] ダイアログ ボックスの [特権] で、[プライベートに表示] を [すべての人] または [なし] に変更します。
注: 共有されたデスクトップまたはプログラムをプライベートで表示することはできません。
会議コンテンツへのアクセス許可を変更する
既定では、発表者のみに会議コンテンツへの拡張アクセス許可が与えられています。これを変更するには、次の操作を行います。
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[コンテンツの一覧表示] で、変更する項目の横にある矢印をクリックし、[使用できる人] をポイントし、[開催者] または [すべての人] をクリックします。
[すべての人] を選択すると、会議のすべての参加者が次の方法で PowerPoint プレゼンテーション、ホワイトボード、および投票を制御できます。
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コメントを含めるか、または含めずにローカル コピーを保存する
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会議ステージに表示する内容を変更する
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コンテンツの名前を変更するか、または削除する
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会議コンテンツへの拡張アクセス許可を全員に与える
添付ファイルを表示して保存できる参加者を変更する
既定では、会議のすべての参加者が会議の添付ファイルを表示して保存できます。これを変更するには、次の操作を行います。
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会話ウィンドウで [添付ファイルの追加または表示] ボタン をクリックします。
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変更するコンテンツの右にある矢印をクリックし、[使用できる人] をポイントし、[開催者] または [発表者] をクリックします。
会議にビデオを追加する
会議にビデオを追加するには、次の操作を行います。
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会話ウィンドウで [ビデオ] をクリックします。
注: 電話で会議に接続した場合は、ビデオを見ることはできますが、自分のビデオを表示することはできません。
会議を終了する
会議を終了するには、次のいずれかの操作を行います。
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会議から退席して、会議をそのまま続ける場合は、会話ウィンドウを閉じます。
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会議から退席して会議を終了する場合は、会話ウィンドウで [人のオプション] メニュー をクリックし、[会議の終了] をクリックします。