Outlook for Macには、サーバー ルールとクライアント ルールの 2 種類のルールがあります。
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サーバー ルール Microsoft Exchange Server 2010 SP1 以降によって管理されている Microsoft Exchange アカウントを使用している場合は、Outlook for Mac を使用してサーバーベース ルールを作成および編集できます。 Outlook for Macの [ルール] ボックスで、サーバー ルールは左側のウィンドウの [サーバールール] の下のアカウント別にグループ化されます。 これらのルールは、Outlook が開かれていない場合でも、Exchange メール サーバー上で実行されます。 Outlook を開く必要がないため、サーバー ルールは、複数のコンピューターからアカウントにアクセスする場合に便利です。 サーバー ルールの制限の 1 つは、サウンドの再生などの、Outlook を開く必要のあるアクションを実行できない点です。
アカウントが、Microsoft Exchange Server 2010 SP1 より前のバージョンの Exchange で管理されている場合は、Outlook Web App または Windows 版 Outlook を使用してサーバーベース ルールを作成または編集できます。
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クライアント ルール クライアント ルールは、Outlook for Macでのみ実行されるルールです。 Outlook for Macクライアント ルールの [ルール] ダイアログ ボックスでは、左側のウィンドウの [クライアント ルール] の下のアカウントの種類別にグループ化されます。 Outlook for Macで使用するすべてのアカウントのクライアント ルールを作成できます。 サーバー ルールと異なり、クライアント ルールでは、サウンドの再生などの Outlook 内でのアクションを指定できます。