この資料は、Microsoft Visual Studio 2010 Express の任意のエディションにも適用されます。
次のような状況で問題が発生します。
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Microsoft Visual Studio 2010 Professional または Microsoft Visual Studio 2010 Express の任意のエディションをコンピューターにインストールします。
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Microsoft Windows SDK for Windows 7 および .NET Framework 4 (Windows SDK v7.1 とも呼ばれます) をダウンロードしてインストールします。
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Visual Studio 2010 Service Pack 1 (SP1) にアップグレードします。
この状況では、次のいずれかの問題が発生します。
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Visual Studio 2010 Professional をアップグレードした場合、IA-64 ベースのコンパイラおよび関連付けられたすべての Visual C++ ライブラリ ファイルが削除されます。
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Visual Studio 2010 Express をアップグレードした場合、x64 ベースのコンパイラ、IA-64 ベースのコンパイラ、および関連付けられたすべての Visual C++ ライブラリ ファイルが削除されます。
注: この問題は、Visual Studio 2010 Ultimate および Visual Studio 2010 Premium では発生しません。
現象
修正プログラムの情報
下記のファイルは、Microsoft ダウンロード センターからダウンロードできます。
Visual C++ 2010 SP1 Compiler Update for Windows SDK 7.1 パッケージ
マイクロソフトのサポート ファイルをダウンロードする方法の関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
119591 オンライン サービスからマイクロソフトのサポート ファイルを入手する方法 マイクロソフトでは、アップロード時点の最新のウイルス検査プログラムを使用して、配布ファイルのウイルス チェックを行っています。配布ファイルはセキュリティで保護されたサーバー上に置かれており、権限のない第三者が無断でファイルを変更できないようになっています。
必要条件
この更新プログラムを適用するには、Microsoft Windows SDK for Windows 7 および .NET Framework 4 (Windows SDK v7.1 とも呼ばれます) がインストールされている必要があります。
再起動の必要性
この更新プログラムの適用後に、コンピューターを再起動する必要はありません。
修正プログラムの置き換えに関する情報
この更新プログラムを適用しても、他の更新プログラムが置き換えられることはありません。
解決方法
マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。
状況
Visual Studio 2010 SP1 にアップグレードした後で Windows SDK v7.1 をインストールした場合、セットアップ処理中に Visual C++ コンパイラの機能がブロックされることがあります。この問題を解決するには、Windows SDK 7.1 のセットアップをもう一度実行し、Visual C++ コンパイラのチェック ボックスをオフにして、セットアップを完了します。Windows SDK v7.1 がインストールされた後に、「更新プログラムの情報」セクションに記載されている更新プログラムをインストールします。