PC をウイルスから保護する

このトピックでは、コンピューターに損害を与える可能性のあるウイルスから PC を保護する方法について説明します。また、予防手順の実行に関するヒントや、PC の保護、ウイルスの検出と削除、セキュリティの問題に関する最新情報の入手に役立つガイダンスも提供します。

PC へのウイルスの侵入を防ぐ

PC をウイルスやその他の脅威から保護するためには、さまざまな予防手段があります。

  • マルウェア対策アプリを使う。マルウェア対策アプリをインストールして最新の状態に保つことは、PC をウイルスやその他のマルウェア (悪意のあるソフトウェア) から保護するために役立ちます。マルウェア対策アプリは、メール、オペレーティング システム、ファイルに感染しようとするウイルス、スパイウェア、その他のマルウェアをスキャンします。新しい脅威は毎日のように発生する可能性があるため、マルウェア対策アプリの製造元の Web サイトを頻繁にチェックして、新しい更新プログラムが提供されていないかどうかを確認してください。

    Windows Defender は、Windows に付属している無料のマルウェア対策ソフトウェアで、Windows Update を通じて自動的に更新できます。また、コンシューマー向けセキュリティ ソフトウェア プロバイダーの一覧にアクセスして、Windows で動作するウイルス対策アプリを探すこともできます。
  • よく知らない送信者からのメール メッセージや、不明なメールの添付ファイルは開かない。多くのウイルスはメール メッセージに添付され、添付ファイルを開くと同時に広がります。想定していたファイルでなければ、添付ファイルを開くことはお勧めしません。
  • インターネット ブラウザーでポップアップ ブロックを使う。閲覧している Web サイトに重ねて表示される小さいブラウザー ウィンドウを、ポップアップ ウィンドウと呼びます。ほとんどのポップアップ ウィンドウは広告主によって作成されますが、悪意のあるコードや安全でないコードが含まれている可能性もあります。ポップアップ ブロックにより、これらのウィンドウの一部またはすべてを表示されないようにすることができます。Windows Internet Explorer では、ポップアップ ブロックが既定でオンになっています。詳しくは、「Internet Explorer でセキュリティとプライバシーの設定を変更する」をご覧ください。
  • Internet Explorer を使っている場合は、SmartScreen フィルターをオンにする。Internet Explorer の SmartScreen フィルターは、危険であると報告されている Web サイトやダウンロードの場所を警告することで、ユーザーをフィッシング攻撃やマルウェア攻撃から保護します。詳しくは、「SmartScreen フィルター: FAQ」をご覧ください。
  • Windows SmartScreen からの通知に注意する。インターネットからダウンロードした未知のアプリを実行するときは注意してください。未知のアプリは、危険である可能性が高くなります。インターネットからアプリをダウンロードして実行すると、SmartScreen はアプリの評価についての情報を使って、そのアプリがあまり知られていないアプリである場合や、悪意のあるアプリであると考えられる場合に警告します。
  • Windows を最新の状態に保つ。Microsoft では、PC を保護するために役立つ特別なセキュリティ更新プログラムを定期的にリリースしています。これらの更新プログラムは、セキュリティ ホールが見つかるとそれを閉じ、ウイルスやマルウェアの攻撃を防ぎます。

    Windows Update を有効にすると、Windows が自動的に更新プログラムを受け取ることができるようになります。
  • ファイアウォールを使う。Windows ファイアウォールやその他のファイアウォール アプリでは、ウイルスやワームが PC に接続しようとした場合に、疑わしい動作についてユーザーに通知します。また、ウイルス、ワーム、ハッカーが潜在的に有害なアプリを PC にダウンロードするのをブロックすることもできます。
  • インターネット ブラウザーのプライバシー設定を使う。一部の Web サイトは、広告、詐欺、個人情報の盗難の標的とするために個人情報を利用しようとします。

    Internet Explorer を使っている場合は、いつでもプライバシー設定を調整したり、既定の設定を復元したりできます。詳しくは、「Internet Explorer でセキュリティとプライバシーの設定を変更する」をご覧ください。
  • ユーザー アカウント制御 (UAC) がオンになっていることを確認する。管理者レベルのアクセス許可を必要とする変更が PC に加えられようとすると、UAC からユーザーに通知が表示され、変更を承認する機会が与えられます。UAC を使用すると、ウイルスが不必要な変更を加えることを防止できます。UAC を開くには、画面の右端からスワイプし、[検索] をタップします。マウスを使用している場合は、画面の右上隅をポイントし、マウス ポインターを下へ移動して、[検索] をクリックします。検索ボックスに「uac」と入力し、[ユーザー アカウント制御設定の変更] をタップまたはクリックします。
  • インターネット キャッシュと閲覧履歴を消去する。ほとんどのブラウザーには、アクセスした Web サイトに関する情報や、ユーザーが Web サイトに提供した情報 (名前や住所など) が保存されています。これらの詳細を PC に保存しておくと便利な場合もありますが、公共の PC を使っていて個人情報を残したくない場合など、情報の一部またはすべてを削除したいこともあります。詳しくは、「閲覧履歴を削除する」をご覧ください。

Windows のセキュリティ チェックリスト

あらゆる手段を最大限に活用して、PC をより安全に保ち、Windows のセキュリティを強化しましょう。

The Action Center icon.

 
アクション センター。アクション センターをチェックして、ファイアウォールが有効になっていること、マルウェア保護が最新の状態であること、PC が自動的に更新プログラムをインストールするように設定されていることを確認します。
The Windows Defender icon.

Windows Defender。Windows Defender を使って、ウイルス、スパイウェアなどの悪意のあるソフトウェアや不要なソフトウェアが知らないうちに PC にインストールされるのを防止します。
Administrator password needed icon.

Windows SmartScreen。Windows SmartScreen を使うと、インターネットからダウンロードした認識されていないアプリとファイルを実行する前にユーザーに警告が表示されるため、PC の保護に役立ちます。
Administrator password needed icon.

ユーザー アカウント制御。ユーザー アカウント制御によって、PC がソフトウェアをインストールする前や、損害を与えたりセキュリティ上の脅威にさらしたりする可能性のある特定の種類のアプリを開く前に、許可を求めるメッセージを表示します。
The File History icon.

ファイル履歴。ファイル履歴を使って、写真、ドキュメント、音楽などの個人用ファイルを定期的に自動でバックアップします。PC でハードウェア障害が発生しても、最も重要なバージョンのファイルを復元できます。
The Windows Update icon.

Windows Update。Windows Update を使って、PC の最新の更新プログラムを自動的にダウンロードしてインストールします。
The Windows Firewall icon.

Windows ファイアウォール。Windows ファイアウォールを有効にして、ハッカーや、ウイルスなどの悪意のあるソフトウェアがインターネットを通じて PC に侵入するのを防ぎます。

最新のセキュリティの問題に関する情報を入手する

Windows のセキュリティ更新プログラムは、プライバシーやコンピューターに対する新しい脅威と既存の脅威から保護するために役立ちます。


ウイルス対策ソフトウェアを更新する

ウイルス対策ソフトウェアは、新しいウイルスに対応できるように定期的に更新する必要があります。ほとんどのウイルス対策ソフトウェアは自動的に更新されるように設計されていますが、手動でソフトウェアを更新することもできます。

Windows にはウイルス対策ソフトウェアは付属してませんが、多くの場合、ユーザーまたはコンピューターの製造元によってインストールされたウイルス対策ソフトウェアを検出して監視できます。ウイルス対策ソフトウェアの状態は、通常、アクション センターに表示されます。

  1. [スタート] ボタン
    Start button icon
    をクリックし、[コントロール パネル] をクリックします。次に、[システムとセキュリティ][コンピューターの状態を確認] をクリックして、アクション センターを開きます。
  2. [セキュリティ] の横にある矢印ボタン  をクリックして、セクションを展開します。
  3. Windows でウイルス対策ソフトウェアを検出できた場合は、[ウイルス対策] の下に表示されます。
  4. [今すぐ更新] をクリックします。

Windows ファイアウォールを有効または無効にする

  1. Windows ファイアウォールを開きます。そのためには、[スタート] ボタン
    Start button icon
    をクリックし、[コントロール パネル] をクリックします。検索ボックスに「ファイアウォール」と入力し、[Windows ファイアウォール] をクリックします。
  2. 左側のウィンドウで、[Windows ファイアウォールの有効化または無効化] をクリックします。
    Administrator アイコン
     管理者のパスワードまたは確認を求められた場合は、パスワードを入力するか、確認操作を行います。
  3. 保護する各ネットワークの場所の下にある [Windows ファイアウォールを有効にする] をクリックし、[OK] をタクリックします。
  4. 以前にファイアウォールを通じて通信を許可していたプログラムも含めて、すべてのプログラムの通信をファイアウォールでブロックするには、[許可されたプログラムの一覧にあるプログラムも含め、すべての着信接続をブロックする] チェック ボックスをオンにします。

Windows ファイアウォールを無効にする必要がある場合は、次の手順を実行します。


ユーザー アカウント制御をオンまたはオフにする


ユーザー アカウント制御 (UAC) は、許可のない変更がコンピューターに加えられるのを防ぐために役立ちます。管理者レベルのアクセス許可を必要とする変更がコンピューターに加えられようとすると、UAC からユーザーに通知が表示されます。このような種類の変更は、コンピューターのセキュリティや、そのコンピューターを使う他のユーザーの設定に影響を及ぼす可能性があります。コンピューターを保護するために、UAC はオンのままにしておくことをお勧めします。

  1. ユーザー アカウント制御の設定を開きます。そのためには、[スタート] ボタン
    Start button icon
    をクリックし、[コントロール パネル] をクリックします。検索ボックスに「uac」と入力し、[ユーザー アカウント制御設定の変更] をクリックします。
  2. 次のいずれかの操作を行います。
    • UAC をオフにするには、スライダーを [通知しない] の位置に動かし、[OK] をクリックします。
      Administrator アイコン
      管理者のパスワードまたは確認を求められた場合は、パスワードを入力するか、確認操作を行います。UAC をオフにするには、コンピューターを再起動する必要があります。
    • UAC をオンにするには、スライダーを動かして通知を受け取るタイミングを選択し、[OK] をクリックします。
      Administrator アイコン
      管理者のパスワードまたは確認を求められた場合は、パスワードを入力するか、確認操作を行います。

ウイルスを検出して削除する方法

次の状況のいずれかに当てはまる場合は、コンピューターがウイルスに感染している可能性があります。

  • コンピューターの動作が非常に遅くなっている。ウイルスの一般的な症状は、コンピューターのパフォーマンスが通常よりもかなり低下することです。ただし、パフォーマンスの低下の原因は他にも考えられます。たとえば、ハード ディスクの最適化が必要になっている場合や、コンピューターのメモリ (RAM) が不足している場合、スパイウェアまたはアドウェアが存在する場合があります。スパイウェアについて詳しくは、「コンピューターがスパイウェアに感染しているかどうかを知る方法」をご覧ください。
  • 予期しないメッセージが表示される、またはプログラムが自動的に起動する。ウイルスによっては、Windows や一部のプログラムを破損するものがあります。その結果、メッセージが予期せず表示されたり、プログラムが自動的に起動または終了したり、Windows が突然シャットダウンしたりすることがあります。
  • モデムやハード ディスクが長時間動作し続けている。メール ウイルスは、自身のコピーを大量にメールで送信します。これを示す兆候として、ブロードバンド モデムや外部モデムのアクティビティ ライトが絶えず点滅したり、コンピューターのハード ディスクが動作し続けたりすることがあります。このような症状が常にコンピューター ウイルスに起因するとは限りませんが、他の問題と同時に発生する場合は、ウイルスの感染を示している可能性があります。
  • ウイルスをチェックするには、ウイルス対策プログラムを使ってコンピューターをスキャンします。新しいウイルスは次々と出現するため、ウイルス対策プログラムを最新の状態に保つことが重要です。コンピューターのセキュリティについて詳しくは、Microsoft Web サイトのセーフティとセキュリティ センターのページをご覧ください。悪意のあるソフトウェアをコンピューターから削除する方法については、Microsoft Safety Scanner Web ページをご覧ください。

PC がウイルスに感染しているかどうかをすばやくチェックするには、Windows Defender を使う方法があります。このマルウェア対策は Windows に付属しており、ウイルス、スパイウェア、その他の悪意のあるソフトウェアを検出して削除するために役立ちます。


Windows Defender を使って PC をスキャンする

  1. 画面の右端からスワイプし、[検索] をタップします (マウスを使っている場合は、画面の右上隅をポイントし、マウス ポインターを下へ移動して、[検索] をクリックします)。検索ボックスに「defender」と入力し、[Windows Defender] をタップまたはクリックして、Windows Defender を開きます。
  2. [スキャンのオプション] で、実行するスキャンの種類を選択します。
    • [クイック]: クイック スキャンでは、PC 上で悪意のあるソフトウェアに感染する可能性が最も高い場所と、現在実行中のアプリのみが調べられます。
    • [フル]: フル スキャンでは、PC 上のすべてのファイルが調べられます。ご利用の PC によっては、このスキャンに 1 時間以上かかる場合があります。
    • [カスタム]: カスタム スキャンでは、選択したファイルと場所のみが調べられます。
  3. [今すぐスキャン] をタップまたはクリックします。

ウイルスを手動で削除する

通常、Windows Defender はウイルスを自動的に削除します。ただし、場合によっては、ウイルスを手動で削除しなければならないこともあります。これは技術を要する手順になるため、その他のすべてのオプションを試した後で、Windows レジストリの操作経験があり、Windows のシステム ファイルとプログラム ファイルの表示方法や削除方法を理解している場合にのみ行うようにしてください。

  1. まず、マルウェア対策アプリを実行して、名前でウイルスを識別します。マルウェア対策アプリをお持ちでない場合やアプリがウイルスを検出しない場合でも、ウイルスの挙動を手がかりとしてウイルスを識別できることがあります。
  2. 表示されるメッセージの単語を書き留めるか、電子メールでウイルスを受け取った場合は、メッセージの件名や添付ファイルの名前を書き留めてください。
  3. 次に、ウイルス対策ソフトウェアの提供元の Web サイトまたは Microsoft マルウェア プロテクション センターにアクセスし、書き留めたウイルスの名前を検索して、その削除方法を探してください。

ウイルスを除去した後で、一部のソフトウェアの再インストールや、失われた情報の復元が必要になる場合があります。ファイルを定期的にバックアップしておくと、PC が再び感染した場合にデータを失わずに済むことがあります。過去にバックアップを行っていない場合は、今からでも行うことをお勧めします。詳しくは、「ファイル履歴を使ってファイルまたはフォルダーを復元する」をご覧ください。

ウイルス対策プログラムやスパイウェア対策プログラムをアンインストールする方法

複数のウイルス対策プログラムやスパイウェア対策プログラムを同時に使っていると、PC のパフォーマンスが低下したり、PC が不安定になったり、予期せず再起動したりすることがあります。Microsoft Security Essentials をインストールする前や、Microsoft Security Essentials の問題を解決しようとしている場合は、まず、すべてのインターネット セキュリティ プログラムを PC から完全にアンインストールしてください。


次の手順を実行すると、途中で PC の再起動が必要になります。そのため、手順を書き留めるか、印刷するか、このページをブックマーク (お気に入り) に追加して、このトピックを後で参照できるようにしてください。

  1. Windows 7 で、[スタート] ボタンをクリックします。[プログラムとファイルの検索] ボックスに「appwiz.cpl」と入力し、Enter キーを押します。
  2. インストールされているプログラムの一覧で、他のインターネット セキュリティ プログラムをすべてアンインストールします。
  3. PC を再起動します。




プロパティ

文書番号:17228 - 最終更新日: 2016/09/14 - リビジョン: 3

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