MDETERM 関数

適用先
Excel for Microsoft 365 Excel for Microsoft 365 for Mac Excel 2024 Excel 2024 for Mac Excel 2021 Excel 2021 for Mac Excel 2019 Excel 2016

この記事では、Microsoft Excel の MDETERM 関数の数式の構文と使用方法について説明します。

説明

配列の行列式を返します。

書式

MDETERM(配列)

MDETERM 関数の書式には、次の引数があります。

  • 配列 必須。 行数と列数が等しい数値配列 (正方行列) を指定します。

解説

  • 配列には、A1:C3 のようなセル範囲、{1,2,3;4,5,6;7,8,9} のような配列定数、またはこのいずれかを参照する名前を指定することができます。

  • MDETERM 関数は、次の場合にエラー値 #VALUE! を返します。

    • 配列に空白または文字列が含まれるセルがある。
    • 配列の行数と列数が等しくない。
  • 行列式とは、配列内の値から導き出される数値のことです。 たとえば、3 行 3 列の配列 A1:C3 に対する行列式は、次の数式で表すことができます。

MDETERM(A1:C3)
equals A1*(B2*C3-B3*C2) + A2*(B3*C1-B1*C3) + A3*(B1*C2-B2*C1)

  • 行列式は、一般に、多変数の連立方程式を解くために使用されます。
  • MDETERM 関数は、ほぼ 16 桁の精度で計算されるため、計算の過程でその結果にわずかな誤差が生じることがあります。 たとえば、特異な行列式では、本来 0 になる計算結果が 1E-16 になる場合があります。

使用例

次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。

データ データ データ データ
1 3 8 5
1 3 6 1
1 1 1 0
7 3 10 2
数式 説明 結果
=MDETERM(A2:D5) 上記データの行列式としての値を求めます 88
=MDETERM({3,6,1;1,1,0;3,10,2}) 配列定数で指定した配列の行列式としての値を求めます 1
=MDETERM({3,6;1,1}) 配列定数で指定した配列の行列式としての値を求めます -3
=MDETERM({1,3,8,5;1,3,6,1}) 配列の行数と列数が等しくないため、エラー値が返されます。 #VALUE!